スクールソーシャルワーカーの経験を活かし、活躍するスタッフの声
2021/11/12 18:00
みなさん、こんにちは!
11月も気付けば12日と、1/3が過ぎてしまいました。
キャンペーン終了まで残り19日。一人でもたくさんの方が、子どもたちを、そしてつなっぐを支えるサポーターになっていただきたいと日々願っています。
今日は、スクールソーシャルワーカーの経験を活かし、つなっぐでは、ケースワーカーとして、司法面接チームのスタッフとして、そして、ボランティアの取りまとめをしてくれている、岸本さんの声を紹介します。
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スクールソーシャルワーカーとして働きながら、「つなっぐ」で活動をしています。
いままで学校で関わって来た子ども達には、様々な暴力に晒されてきた過去をもち、その後PTSDに苦しむ子が多くいました。
そのような子どもに出会うたび、その状況に至る前に予防したり、発覚後早期に対応して二次被害を防ぐ方法は無いものかと思っていたところ、司法面接というシステムを知り、学びの機会を得、さらに「つなっぐ」とのご縁を頂きました。
「つなっぐ」には、子どもが暴力に出会ったことを表明した直後から不要なストレス等を極力減らすための司法面接、子どもの日常を支える外出等のボランティア、法廷に立つ必要が生じた際には付き添い犬によるフォローなど、暴力の根と戦おうとする子ども達を応援する様々なシステムがあります。
また、共に子ども達の未来を想い、社会にある暴力の根と戦いたいと願う大人達が集まっています。
そんな「つなっぐ」の一員として共に活動に携われる喜びを胸に、この生まれたての取組が今後も確かに継続し、ますます豊かに広がり、子どもにとって必要で当たり前のこととして次の世代へと受け継がれていくことを願いながら、仲間とともに活動を続けています。
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つなっぐが設立されて半年過ぎた頃の2019年8月、アメリカのCAC(Children's Advocacy Center)で24年間勤務され、小児虐待やネグレクトに取り組み、小児虐待のプロトコールやガイドラインの作成に従事しているSusan T. Skinner, MD先生を講師にお招きし、子どもの虐待防止のためのワンストップセンター(Children's Advocasy Center)勉強会 を開催しました。
その勉強会は、全国各地から100名以上の方が集まり、アメリカでの取り組みを知り、日本においてどのように子どもを守るか、日本版CACの役割や課題について学びました。
その勉強会にも参加してくださっていた、岸本さん。
その頃は、「つなっぐという団体ができたらしいけど、どこまで何ができるんだろう・・・」と思われていたそうです。
その後、つなっぐの講演会や研修に参加いただき、少しずつ、ご自身のできるところからつなっぐをサポートしてくださり、今に至ります。
つなっぐという組織を支えることは、子どもたちの未来を支えることにつながります。
つなっぐを応援してくださり、力を出したいと思ってくださる方がたくさんいらっしゃることは、スタッフにとって、とても底力の湧くことでもあります。
力の出し方は、それぞれです。
「寄付」という形で団体を支えてくださる方々も、子どもたちを、そして、つなっぐを支えるメンバーの一人です!
ひとりでも多くの子どもたちの未来のために、力を貸してください。
キャンペーンも残り19日。
よろしくお願いします!
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