〇2021年9月8日に、土屋みなみは生誕30周年を迎えます。誕生日プレゼントの代わりに、NPO法人AYINA(アイーナ)の新規プロジェクトへ寄附をお願いできませんか?
〇30年の間にお会いし、お世話になった全ての方々への感謝の気持ちを、今回のバースデードネーションで表現しています。
〇頂戴した応援は、在日アフリカンの方々と共に日本語&外国語を学び合える、みんながハッピーな新規プロジェクト(以下:日本語向上プロジェクト)での、日本語講師の方々への謝金と致します。
〇応援してくださった方を、日本語がお出来になるアフリカンズの方との交流会に優先的にご招待いたします。
〇AYINAは「アフリカと日本が繋がる場をつくる」「Africa by Africans(アフリカの方々によるアフリカ)の促進」の2つのビジョンを掲げ、最終的にはルーツなどに関係なく、誰もが一人の人として生き方や活動を自分らしく発信でき、みな同じ人間として平等に生きることができる地球を目指して活動しています。
〇「東北とアフリカを繋ぎ、双方の魅力を増大させる」ことを個人的なモットーとして掲げる私にとってもAYINAにとっても大事なステップである日本語向上プロジェクトを、共に創っていただけたら嬉しいです。
Story
2021年9月8日に、わたくし土屋みなみは生誕30周年を迎えます!
誕生日プレゼントの代わりに、NPO法人AYINA(アイーナ)の新規プロジェクト
みんながハッピーな「日本語向上プロジェクト」へ寄附をお願いできませんか?
画面右下の「寄付する」ボタンで500円から選択できます。
是非応援をお願いできますと幸いです…!
※ 決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が、弊団体AYINA(アイーナ)へ送金されます。私個人宛には送金されません。
■寄附の活用方法
弊団体が昨年度から注力してきた在日アフリカンズサポート事業の一貫として、日本語向上プロジェクトへ活用させていただきます。
具体的には、在日アフリカンの方々に日本語を教えてくださる日本語講師の方々への謝金と致します。
頂戴する金額に対応する授業時間・回数は以下の通りです。 ※すべて受講者1名分
500円→1時間の日本語授業1回のうちの12分間分
1250円→1時間の日本語授業1回のうちの30分間分
2500円→1時間の日本語授業1回(週1回分)
5000円→1時間の日本語授業2回(月2回分)
10000円→1時間の日本語授業4回(1ヶ月分)
■プロジェクトの背景
弊団体が在日アフリカンズの方におこなった独自のアンケートから
「92%の方が日本語学習で困難を感じており、
そのうち25%が資金不足で学習できていない」と判明しました。
資金不足の理由は人それぞれですが、一例として
母国にいる家族への仕送りがあり、日本語学習への資金は割愛せざるを得ないこと
が挙げられます。
しかし、日本語を学ぶことは以下のようなことから必要です。
・日本で仕事を得るチャンスが増え、母国への仕送りの額を増やすことができ、日本語学習などへの自己投資をおこなうことができる。
・社会性の高いアフリカンズにとって大きな課題のひとつである、日本の友達ができないという問題を解決する糸口になる。
そこで、受講者であるアフリカンズの方からは資金を頂戴しない形で日本語授業を実施したいと考えました。
■NPO主催の日本語向上プロジェクトに寄附が必要な理由
「日本語講師の方をボランティアで募ってもいいのでは?」「どうしてNPOの事業に寄附やお金の循環が必要なの?」と思われるかもしれません。
しかし、NPOはボランティア団体ではなく、事業を継続的に安定しておこなうためのある程度の利益を得ることが認められている法人です。
今回のプロジェクトでいえば、日本語講師の方への謝金が持続可能性のキーになると考えました。
日本語講師の方には、このプロジェクトの意義をご理解いただき、日本語を教えるだけでなくアフリカンズの気持ちや考え方・文化に寄り添ってくださるような深いコミットをお願いしたいと思っています。
そのためには、報酬をお渡ししてプロとしてお願いすることが必要だと感じました。
またこのご時世で、日本語講師の先生方の海外でのお仕事が減ってしまっていますので、弊団体のこのプロジェクトを機に少しでもお仕事の足しにしていただければとも思っています。
弊団体は大変ありがたいことに、マンスリーサポーター様から毎月寄附を頂戴しております。
その寄附を元に実際に何名かの方に試験的に日本語授業や交流会をコーディネートし、日本語講師の先生に謝金をお支払いしてきました。
しかし、予算の関係上もう1名の受講が限界という現状です。
そこで今回、更にプラスして最大3名に日本語授業をお届けできればと思い、再度寄附を募ることにしました。
■プロジェクトのゴール
在日アフリカンズの方々:
日本語での会話能力が上がることで、仕事を得られる機会や交友関係が広がり、社会の一員としての誇りを持つことができる。
サポーターの方々:
アフリカンズから日本語で、これまで知らなかった生のアフリカ情報を得ることで、日本にいながら新しい世界を感じることが出来る。
日本語講師の方々:
AYINAが間に入りフィードバックや交流会をおこなうことで、授業の質をあげることができ、今後の仕事へのスキルアップにもつながる。
AYINA:
日本語で自身や自国について発信できるアフリカンズを増やし、日本の方との交流の機会をつくることで、ビジョンのひとつである「日本とアフリカを繋ぐ」を達成する。
社会全体:
日本語授業によりSDGsの4番「質の高い教育をみんなに」が、交流会などの実際のコミュニケーションによりSDGsの17番「パートナーシップで目標を達成しよう」が、共に実現されることで、ひいてはルーツなどに関わらず同じ地球に住む者同士として対等に、自分らしく生きられる世界になる。
■プロジェクトの流れ
AYINAの役割は、アフリカンズの方・日本語講師の方・サポーターの方の間に入り、それぞれの声を聞かせていただきながらコーディネートすることです。
①生徒候補者を選定
一般公募または提携組織などと共同で募集します。
②生徒候補者と日本語講師の面談
現在の日本語レベルや目標とする習得レベルを把握し、学習方法などを打ち合わせます。
③日本語授業
毎回の授業後、AYINAメンバーが生徒および講師の先生からフィードバックを頂戴し、間接的にコメント・改善します。
④生徒との定期的な交流会をコーディネート
週1回の講義を受け、実践的な日本語練習の場として交流会を開催します。
交流会には日本語学習中のアフリカンズ、サポーターのうち外国語を学びたい方、アフリカンズと気軽に日本語でお話ししたい方などをお呼びします。
前半30分は日本語のみ、後半30分は英語・フランス語・スワヒリ語のみなど、ランゲージエクスチェンジの形を想定しておりますが、見学のみ希望の方も大歓迎です。
サポーターの方を優先的に、日本語がお出来になるアフリカンズの方との、こちらの交流会にご招待いたします。
⑤応援してくださった皆様へ、少なくとも月に一回成果をご報告
皆さんに次のようなハッピーをお届けします。
在日アフリカンズの方々:
無償で日本語を学ぶことができる。
プロの日本語講師の方々:
授業や交流会でのフィードバックを得て、授業の質をあげることができる。
サポーターの方々:
アフリカンズとの日本語メインでの交流会に参加でき、自分の応援がどのように使われているかを見ることができる。
■NPO法人AYINA(アイーナ)とは?
「アフリカと日本が繋がる場をつくる」「Africa by Africans(アフリカの方々によるアフリカ)の促進」の2つのビジョンを掲げ、最終的にはルーツなどに関係なく、誰もが一人の人として生き方や活動を自分らしく発信でき、みな同じ人間として平等に生きることができる地球を目指して活動しています。
分類するならば、国際交流・国際協力・多文化共生・偏見や差別の排除・平和構築の分野になるでしょうか。
とはいえこういった単語を聞いても、何をすれば良いのかピンと来ないかもしれません。
こういった分野に興味のある方がおこなえば良いこと、と思われるかもしれません。
しかし、
・今回のバースデードネーションに興味を持っていただくこと
・今後開催していくような日本語向上プロジェクトの交流会に参加していただくこと
自体が、正に国際交流・国際協力・偏見や差別の排除・平和構築に寄与するのではないかと弊団体は考えます。
普段の生活では考えないようなことを考え、会えないような方にお会いするきっかけになるはずだからです。
今回の日本語向上プロジェクトは特に、「日本とアフリカを繋ぐ」ために必要なステップであると捉えています。
■AYINAによる在日アフリカン事業のこれまで
取材記事掲載:
30件以上
オンラインイベント:
10回以上
をおこない、日本にいらっしゃるアフリカの方々を主役とした活動の実績を積んできました。
日本生活を始めて数年以内の在日アフリカンズの方におこなった
独自のアンケートでもう一つ、特筆すべき結果があります。それは
「42%の方が日本の友達をつくることに難しさを覚えており、
89%の方が日本の友達をつくる機会である交流会に参加してみたいと考えている」ということ。
この結果を受け、弊団体では昨年度、オンラインで可能な限り上記に挙げた事業をおこなってきました。それぞれの事業に込める想いは次の通りです。
取材記事作成・掲載:
○○という国について、という切り口も良いですが、
△△さんの出身の○○という国はどういう国なのかな?
と、まずはひとりの人として出会っていただき、
そこから国や他のアフリカの国に興味をもっていただくことを目的としています。
オンラインイベント:
取材記事でご協力いただいた方々が主役の
出身国やその方自身について紹介していただくようなオンラインイベントを、10回以上主催してきました。
このイベントがきっかけで日本の友達ができた方、大学で招待講義をおこなった方などがいらっしゃり、
オンラインでではありますが、“日本の友達をつくる機会である交流会”を実現できたと思います。
また、昨年末からアフリカと日本のミックスの方を主役としたイベントもおこなっています。
さらに、パンデミック前はジャパンホームステイもおこなっておりました。
日本に留学などで滞在しており、かつ大都市にいらっしゃるアフリカンの方を、私が住むような地方都市でのホームステイにお招きするという事業です。
人と人の心と心を家族として親密に繋げることで、正に日本の友達をつくること、ひいては心の平和の醸成に貢献するのではないかと期待しておこないました。
以上のように、今後日本語向上プロジェクトをおこなうための実績・地盤が整ってきていると思います。
これもマンスリーサポーター様の月々の寄附に依る応援の賜物です。
■地方創生を願う私とAYINAとの共通点
AYINAに出会ったのは、2013年。進路に悩む大学三年生の冬でした。
私が通っていた山形大学のOBで弊団体代表のゾマホンとひょんなことで繋がり、
彼の「今度NPO立ち上げるんだけど一緒にどう?」の一言に、
ノリと勢いとわくわくで反応し、立ち上げから携わることに。
当時はまだアフリカを意識していなかったのですが、あれから8年経つ今でも
こうして立ち上げ期から残る唯一の日本出身メンバーとして活動させていただていることを踏まえると、あのときから無意識にアフリカに惹かれていたのかもしれません。
初めてアフリカ大陸の地を踏んだのは2016年の年末。
弊団体が主催するアフリカホームステイの引率で、西アフリカにあるベナン共和国に降り立ちました。
その時、アフリカに恋をすることになります。
それはもしかしたら
・自然、食べ物、人の豊かさ
・地元の方々による地元の魅力増大の必要性と実現可能性
が、大好きな日本の東北地方とアフリカに
共通していたからなのかもしれません。
このことに気が付いて以来私は、
「東北とアフリカを繋ぎ、双方の魅力を増大させる」
ことを個人的なモットーとして活動しています。
■私がAYINAのためにバースデードネーションを実施したい理由
多くの方に支えていただいて、私は今日も生かしていただております。
支えてくださったのは家族や先生方だけでなく、同じ地球のちょっと遠い住所に住んでいる友人たちもです。
心身の健康が崩れたとき
あたたかく包み込んでくれたのがアフリカでした。
自分らしさが分からなくなったとき
アイデンティティを再認識させてくれたのが東北でした。
だから30歳になる今、まずはアフリカと東北の方々にご恩送りをしたいです。
大好きな東北とアフリカを
心と心レベルで繋げてご恩送りしたいと思ったとき、
「言葉が通じるか心配」と耳にすることがあります。
言葉の壁は実は思っているより問題ではないのですが、
言葉の壁が厚いと思っている心理的障壁があることも事実。
本当は私たちが英語やその他の言語を学んで、歩み寄ることが必要だと思います。
しかしアフリカンズの方が日本語を習得することで、
大好きな東北とアフリカの、ひとりでも多くの方々が友達になれるのだとしたら
日本語は東北とアフリカを繋ぐ、大事な手段のうちのひとつになります。
そこで今回、日本語向上プロジェクトを本格化させることにしました。
誕生祝い代わりという形でなら
これまでお世話になった方々や自分が好きな方々と
より気軽に、明るくあたたかい未来を創ることができる気がしたので
バースデードネーションに初挑戦しています。