Story
認定NPO法人very50は、昨年12月3日、東京都から適切な運営体制および事業の公益性を認められ、「認定NPO法人」として新たなスタートを切りました。設立から14年目を迎えた今、「 “自立した優しい挑戦者” を増やし、世界をもっとオモシロク」という、創業当時から変わらぬミッションを胸に、更なる飛躍を目指して活動を続けています。
昨今のコロナ禍の影響で、学校内外の課外活動に大きな制限が出ました。未来を担う若者たちにとって、何かに挑戦・活動するという機会を、簡単に得ることができない状況が続いています。挑戦したいという強い気持ちと、それが許されない現状の狭間で、葛藤に苦しむ若者の姿をたくさん目にしてきました。
very50では、そんな若者に向けてなんとか機会を提供できないかと、これまでの活動で培った経験・知見・ネットワークを総動員し、できることを模索し、実践を続けてきました。その結果、オンラインを通じた新形態でのリーダーシップ育成プログラムや、国内開催での実践型問題解決プログラムなど、新たな事業を展開し、多くの高校生や大学生に、挑戦の機会を提供することができました。このように活動を続けてこられたのは、参加者の皆さんが熱い気持ちで挑戦の一歩を踏み出してくれたことに加え、国内外の社会起業家の皆さん、社会人プロボノ・フェローの皆さん、大学生メンターの皆さん、教育現場の先生方、参加者の保護者の皆様など、たくさんの方々と議論を重ね、協働できたからこその成果だと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
どんな状況にあっても、私達は知恵を絞り、日々の挑戦を重ねていくことで、前進を続けることができるのだと、改めて確信しています。同時に、コロナ禍により未来予測が困難な時代だからこそ、「自立・優しさ・挑戦」を兼ね備えたリーダー人材を世界に増やすことの重要性が増していることも感じ、より一層、強い使命感を持つようになりました。
今回のキャンペーンでは、皆さんにご寄付(3,000円~)のお願いをさせていただいております。
コロナ禍の影響下、プログラム参加者の皆さんからは、家計の経済的負担が増したことで、挑戦を断念せざるを得ないという声が、例年にも増して多く聞かれるようになりました。また、国内外で協働してきた社会起業家の多くが、深刻な経営難に直面しています。very50の運営も、創業以来、もっとも大きな打撃を受けました。
very50はこれからも、より多くの皆さんと協働し、活動をともに作り上げたいと考えています。「 “自立した優しい挑戦者” を増やし、世界をもっとオモシロク」というミッション達成に向けて、どうか、皆さんの力を貸してください。
皆さんからお寄せいただくご寄付は、経済的な理由でプログラムに参加できない若者のための奨学金、国内外で社会問題に取り組む社会起業家への特別支援、アジア新興国等における人道支援など、現在の、そして未来の「自立した優しい挑戦者」を後押しする幅広い支援活動に役立てさせていただきます。
スタッフである私たち自身が、「自立した優しい挑戦者」として邁進し、未来を担う若者たち、そして世界をオモシロク変えていくチェンジメーカーたちにとっての、魅力的なロールモデルとなれるよう、尽力したいと思います。どうか皆さんの温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。