「身近にはいない」「当事者は身近な人に伝えられる環境にはない」といった社会的課題を解決するために、LGBT当事者やAllyと直接コンタクトが取れる窓口として当事者インタビューを事業として確立したい!近年、学生さんからの依頼が増えており、当団体のような小さなNPOの役目と感じています。ぜひこの事業を継続するために、お力をお貸しください!
Story
LGBTQ+のリアルボイスを社会に届ける
~当事者インタビューを続けるために~
LGBTへの偏見や無理解が社会的課題としてある種特殊な事例として扱われるステージから、隣に座る人がLGBTである可能性を人々が考えられる、生活レベルで語られるステージに繋げたい!
ここ数年、インタビュー依頼がとても増えています。そのほとんどがLGBT当事者の声を聞きたいという中高校生や大学生です。中学高校の授業の課題としてLGBTをとりあげているため、大学のゼミや卒論のため、学校とは関係なく仲間内でワーキンググループを組んでいて、というケースもあります。本当に増えています。ありがたいことです。それだけ若い世代の関心が高まっているということだと思います。
日本でもLGBTは話題にあがりニュースでも取り上げられるようになっていますが、一方で、LGBT当事者が住みやすい社会とはなっておらず、話題になっていても「身近にはいない」「当事者からすると、身近な人に伝えられる環境にはない」と言った声が聞かれます。いまだ特殊なことと受け止められることが多く、社会の無理解や偏見が続いています。当団体には、多くのLGBT当事者やAllyと呼ばれる理解者が所属し、学校講演やイベント(交流会)開催を主力事業としてやってきました。
当事者が声をあげることも大事ですが、これからの世代である学生さんたちを通して、リアルボイスを伝える機会を私たちは大切にしています。ただ、インタビュー依頼は、依頼者側は学生であることもあり、無償でお受けしています。インタビューを受けるメンバーもボランティアで、平日夜間や土日に日程調整をして無償で受けてきましたが、負担も大きいです。当事者がリアルボイスを伝えることには大きな価値があり、当団体としてもメンバーに謝礼を支払っていきたいと考えています。また謝礼を払うことにより、自分たちの声を伝えることに価値があると感じ、協力してくれる当事者ボランティアが増えていくことも期待できます。自らの体験を話すことは、時に辛いことでもありますが、社会に役立っていると感じることで、癒しや昇華の効果もあります。
「身近にはいない」「当事者は身近な人に伝えられる環境にはない」といった社会的課題を解決するためにも、LGBT当事者やAllyと直接コンタクトが取れる窓口としてインタビューを事業として確立することは意義があり、当団体の役目と感じています。ぜひこの事業を継続するために、お力をお貸しください!
インタービューや取材の実績:
2019年度 約10件
2020年度 約12件(コロナ禍でお断りした案件がこれ以上に多くありました)
案件例:
・大正大学 表現学部 表現文化学科ゼミ生によるインタビュー
・滋賀県立大学人間文化学部国際コミュニケーション学科学生の卒業論文のためのインタビュー協力
・法政大学社会学部社会学科学生の調査研究のインタビュー協力
・LGBTを題材とした作品のレビュー依頼 その他多数
※開示の許諾を得たもののみ掲載しています。
■ 目標額
2021年度のプロジェクト実施のために、20万円を目標にしています。
年間20件ほどのインタビュー依頼を見込んでおり、一回につき、複数のメンバーが対応しているため、最低でも月10,000円は当プロジェクトにあてたいと思っています。
■ 寄付金の使いみち
・Zoom利用料…主にzoom等オンラインで実施
・メンバー謝金…インタビュー対応者や調整役への謝礼
・事務手数料…日程調整などでメールやシステムを使用
LGBT当事者インタビュイーへのお礼
¥1,000
取材やインタビューは主に高校生や大学生からの依頼です。無償でお受けしていますが、取材やインタビューを受けるLGBT当事者ボランティアへ少しでもお礼が払える仕組みにしていきたいと考えています。1000円のご寄付がいただければ、一人のインタビュイーに1回分のお礼がお支払いできます。
LGBT当事者インタビュイーの調整経費にあてます!
¥5,000
事務局が、ボランティアの日程調整等のアレンジをして、zoomや対面にてインタビューを実施します。ボランティアの個人情報管理やインタビューの同席、交通費、メールやシステムをなどの経費にあてます。弊会は常勤職員がいないため、事務局員も無償で活動していますが、5000円の寄付があれば、事務局スタッフへも謝礼が支払えます。
LGBT当事者インタビュイーへのお礼(3人分)
¥3,000
インタビュー一件につき、2~3名の当事者ボランティアが対応しています。3000円のご寄付があれば、複数のボランティアへお礼が支払えます。
少額でLGBT当事者をサポートできます!
¥500
LGBT当事者がインタビューに答え、自身の体験や想いを話すことにより良い効果も見込まれますが、疲弊すること
もあるため、事務局やメンバー同士でのケアやサポートの機会も設け、振り返りの打合せもしています。当事者インタビュー事業の継続のために、応援の投げ銭をいただけるとありがたいです。
当事者インタビュー事業一案件をサポートできます!
¥10,000
学生さんが依頼してきたインタビュー一案件に対応する、LGBT当事者インタビュイー複数人へのお礼、事務局経費などをサポートできます。LGBTのリアルボイスが学生の目線を通して、報告書にまとめられるたり、発表されることにより、広く理解促進を目指すことができます。