この度、2021年5月17日を持ちまして、NPO法人Stand with Syria JapanはNPO設立から2周年を迎えました。
2021年はシリア危機からちょうど10年目の節目の年。国際社会の諦めムードに真っ向から立ち向かうように、SSJはこれまでも、そしてこれからもシリアの民衆と共に、自由で民主的な社会を希求し続けていきます。
そのためにも、SSJは2021年を新たなリスタートの年と設定し、今まで以上に団体の理念を見定め、活動を力強く推進していくことを決めました。
そんな新たなステージを迎えるSSJのこれからの活動を多くの方に知っていただくと共に、改めてシリアの民衆と共に立ち上がるSSJを応援していただきたいと思い、キャンペーンを立ち上げました。
Story
■周年キャンペーンの意図
2021年5月17日で2周年を迎えたNPO法人Stand with Syria Japanは、シリア危機から10年を迎えた節目の年である今年、活動の大幅な見直しと事業の再構築を行います。
これまでは「シリアの民衆と共に立ち上がる」ことを大切に、緊急人道支援、アドボカシー活動、政策提言、ジャーナリズム支援など様々な活動を実施してきましたが、昨今の国際社会の諦めムードに象徴されるように、シリア危機そのものに大きなインパクトを残せたとは言い難いのが現状です。
2周年を迎えた今年、SSJは改めて団体のミッションを「シリアの人々を独裁体制・権力主義から解放し、民衆と共に自由で民主的な社会を構築すること」と定義しました。
このミッションに従う形で、SSJが本当に目指すべきゴールと取り組むべき課題、インパクトを残すための活動は何かを見定め、短期的なビジョンとして「解放への希望-シリアを諦めない-」と設定し、国際社会のシリアに対する諦めムードを一変させ、国内外のシリア民衆と共にもう一度解放に向かって立ち上がる環境を構築していくことを決めました。
この度、2周年に合わせ、ミッション・ビジョンの設定と活動の大幅な見直しを今までご支援いただいた皆様にご理解いただくことはもちろんのこと、より多くの方に認知していただくことを目的に、団体パンフレットの改定を行いました。
これまでSSJにご支援いただいている皆様、そして今回のキャンペーンでご寄付を頂いた皆様にはリニューアルした団体パンフレットを送付させていただきます。
Mission / Visionの再設定について
団体パンフレットは以下からご覧になれます。
https://drive.google.com/file/d/1iYstGtSEgboLMXX-GKC6IQYo1GPv1euL/view?usp=sharing
団体活動への今まで以上のご理解とご協力をいただけますと幸いです。
■ご寄付の使い道
今回キャンペーンにていただきましたご寄付は、新たなスタートを切るSSJの活動資金として活用させていただきます。
人道危機の被害にあっているご家庭への継続寄付キャンペーンなど、これまでも皆様には様々な形でご支援を頂いておりますが、今後はより効果的な支援活動の構築や、根本的な解決のための政治的活動など直接物資や金銭を届ける以上の効果を生み出す活動になることをお約束いたします。(もちろんですが被害にあっているご家庭への支援などは継続させていただきます。)
そのため、今回頂きましたご寄付は新たな活動をスタートさせるための初期費用として活用させていただきます。
新たなスタートを切り、どのような活動を行っていくのかに関しましては、今後こちらのキャンペーン内で公開させていただきますので、ぜひご覧いただき、ご理解いただければと思います。
■団体の発信を行っていきます
現在、SSJではより多くの方に活動を認知していただく目的で、以下の媒体を通して情報発信を行っております。
今後、新たにスタートをする活動に関しましても、発信をしていく予定ですので、ぜひフォローなどしていただければと思います。
・Twitter:@SSJ__official
・Facebook:「Stand with Syria Japan」
・note:https://note.com/standwithsyria
※noteにてスタッフ・インターンによるリレー記事を行っております。
緊急人道支援
¥1,000
2019年から継続している、国内避難民の家族を対象とした緊急人道支援において、1000円の寄付で栄養不足に陥っている赤ちゃんの1か月分のミルクを購入することが出来ます。また、他にも極度の貧困に陥った家庭が2週間生き延びられるだけの食料物資を届けることも出来ます。
アフタースクールで遊べて繋がれる環境へ
¥3,000
シリアの国内避難民の若者たちは、現在十分に遊べる時間、友達を作れる時間を失っています。その結果、武装集団への勧誘や非行に走る、さらには自殺を選択する若者の報告が多く、治安の悪化や子供の未来に大きく影響しています。
3000円の寄付で、5人の子どもたちが1ヵ月アフタースクールで遊び、友達を作り、コミュニティに定着する手助けをすることが出来ます。
保護者も含めたコミュニティ基盤へ
¥5,000
アフタースクール事業は若者たちのコミュニティとなるだけでなく、若者を介した保護者、家庭までを巻き込んだコミュニティ開発を目指しています。
強制失踪や人権侵害の被害にあった家族を始め、地域のコミュニティに入っていけない家庭に対して、今までの緊急人道支援だけでなく、避難先での地域コミュニティというセーフティーネットを構築することで、人々のさらなる生活のさらなる安定を目指します。
5000円の寄付で、1つの家族が1ヵ月間コミュニティからのサポートを得られるようになります。