いつも自分事として考えさせてくれるから。「知りたい」気持ちから始まった支援。
2021/6/21 09:42
こんにちは!Piece of Syria学生スタッフの越川です。
今回は、弊団体の正会員様であり北海道で中東雑貨のお店を経営する和田真世様に、どうしてPiece of Syriaに関わり続けるのか、その想いを伺ってきました。
和田様の想いをご紹介いたします。
和田真世 様
ベリーダンスをきっかけに、すっかり中東文化のトリコに。
2018年には、北海道唯一の「中東雑貨のセレクトショップ CHAKA」をオープンした。
「オリエンタルなスパイスで、日常をエキゾチックに。」のコンセプトのもと、現在も雑貨を通して中東の魅力を発信中。
「知りたい」気持ちからイベント主催へ
和田様は札幌で2回、Piece of Syria代表の中野貴行と中東のイベントを開催されました。
当時シリアに興味を惹かれていたのですが、「実際に行ってみたい!」と思った矢先に、戦争が始まってしまいました。
そのため「知りたい」という気持ちから中野とイベントを開催することに決めました。
1回目は2018年2月。参加された方は内戦のニュースが多かった時期だから凄惨な写真などを覚悟して来た方もいたそうですが、シリアの生活など生き生きした部分を知ることができてシリアを身近に感じられたそうです。
その後、再び2019年秋にイベントを開催されました。
なぜ2回目もイベントを開催しようと思われたのか尋ねると、
「自分自身が興味があって知りたかったことが最大の動機です。それに参加できたこと、自身と同じ思いを共有できたことが次に開催したいという動機に繋がりました。」
「教育だったら外国の子ども達のことが身近に感じられました。いつ日本がそうなってもおかしくない、と自分事として落とし込むことができました。」
と想いを伝えてくださいました。
「中野さんの熱い想いというものをいろんな人に知ってほしい。」
Piece of Syriaの印象として、「中野さんの自分の仲間たちのためになんとかしようという思いから小さな活動が始まって、大きくなったなぁ」という印象を持っていらっしゃるそうです。
和田様自身も代表中野の人柄に惹かれたからこそ、中野を介してシリアを知ってもらいたいそうです。
実際に北海道で和田様と中野が開催しているイベントは、定期的なイベントではないけれど「またやろうね」という言葉で続いているそうです。
Piece of Syriaの良いところは個人個人に働きかけて発信し、協力者をたくさん集めるところにあるとおっしゃっていました。
そんな和田様は、なぜPiece of Syriaとの関わりを続けているのでしょうか。
関わりやすさがある
和田様はPiece of Syriaとの関わり方として、継続ではなくイベントなどその時々で関われることが、和田様自身の生活にも合っていて良いそうです。
毎年9月に行っているクラウドファンディングについては、「そろそろこの時期だ」という季節のノリがあるとおっしゃっていました。
こうしてPiece of Syriaと関わっていく中で、お店にシリアに興味のあるお客様がいらした際にPiece of Syriaのことを話すなど、周りにも自身の活動やPiece of Syriaの活動を広められているそうです。
また今後について、本業での経験を生かして、物販などPiece of Syriaグッズの商品化について協力的なお言葉をいただきました。
寄付だけでなく、イベント運営や商品開発など実際に参加してくださる積極的な想いを感じることができました。
人と人の繋がりで広がる活動の輪
イベントを開催されてきた和田様のお話から、Piece of Syriaは代表中野の人柄に惹かれた方が集まり、活動の輪を広げてきたということがわかりました。
和田様もおっしゃっていたように、これからもPiece of Syriaらしく1人1人との繋がりの中で私たちの想いを広めていきたいと思いました。
和田様、お忙しい中インタビューを受けていただき、ありがとうございました!
Piece of Syria学生スタッフ
越川 綾乃
(2020年10月14日インタビュー実施)
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