「だいちと自由のようちえん」に向かって!
2021/4/24 18:21
野外保育ゆたかは2015年に開園しましたが、開園の前2年間、エコエデュというNPO法人の中の一事業として週3の預かり保育をメンバーでさせていただいていました。このエコエデュでの2年間がなければ今のゆたかはないと思っています。ゆたかのスタッフでもある「ちゃい」は現在、エコエデュの幼児事業を担う中心的な存在でもあります。その他にも様々なところでエコエデュには助けていただいています。
そんなエコエデュの理事長である山本さんから、愛あふれる壮大な応援メッセージをいただきました。
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これは、「だいちと自由のようちえん」への第一歩です。
全国に森のようちえんが広がり、実践者のみなさんが地域それぞれの自然の力を借りながら、子どもたちの生き物としてのエネルギーを最大にする保育・幼児教育に挑戦しておられます。
野外保育ゆたかさん、京井さんの挑戦の原動力はなんだろうと、私はずっと考えてきました。(その人の根本の動機、地域や時代との関わりについて考えるのは私の趣味で、失礼はお許し頂きたいのですが) 今回の、バスを借りたいというプランを聞いたとき、ちょっとわかったような気がしたのです。小さな自由の芽をどこまで最大に広げられるか、その可能性に、ゆたかのみなさん、京井さんは挑戦したいのだと。 この挑戦の結果、森のようちえんというスタイルすら、通過点になるかもしれないと。
私の勝手な妄想によると、これは、バスで行けるすべての森と街と海を、大地と人のすべてを園庭と園舎とにし、出会う人すべてを…園児に(笑)してしまおうという壮大なタクラミです。 おとな-こども、教える-教えられる、守る-守られるの境界をゆるがして、自由な人と人、人と自然の出会いによって人を成長させてしまおうという挑戦です。 その達成に対して子どものハンディは、移動手段くらいじゃない?という思い切った問いかけです。
この挑戦が、10年後の幼児教育すら変えるかもしれません。車やおとなを避けながら街の一角で弱い子どもを囲って守るのが、果たして幼児教育の唯一の方法だろうかと、みんなが考える第一歩になるかもしれません。 そんなワクワクした気持ちを寄付にのせ、私はこのプロジェクトを応援します。
認定NPO法人しずおか環境教育研究会(エコエデュ)
理事長 山本由加
エコエデュホームページ
https://www.ecoedu.or.jp/
ゆたかの子達も多く通っていた親子の自然体験活動かやっこ
https://www.ecoedu.or.jp/programs/kayakko2021/
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