応援メッセージ[教来石小織 / NPO法人 World Theater Project 代表]
2021/5/20 20:57
原田夏美さんに初めてお会いしたのは、夏美さんがまだチョトベラを立ち上げる前でした。
団体は立ち上げていませんでしたが、バングラデシュの少数民族の子ども達への愛は常にあり、「キニティウ」だとか「チッタゴン」だとか「丘陵地帯」などの聞き慣れない単語を、無我夢中で愛おしそうに話す夏美さんが、とても魅力的だったのを覚えています。
チョトベラが行なっている数々の支援、その資金のほとんどが、夏美さんがアルバイトをして稼いだお金だと知ったら驚かれる方も多いのではないでしょうか。
バングラデシュでの夏美さんの生活にかかる費用は三万円で、家賃が二万円で五千円が自分の食費で、五千円が猫の餌だと聞いた時は驚きました。お酒は造っているそうです。
「なっちゃん、日本で食べたいものある?」と聞いた時の答えが「卵かけご飯以外に考えられません!」だった時、もうこの先何があってもこの子を応援しようと決めました。
これまで定期的に日本に帰り、働いて、稼いだお金をチョトベラで支援している子ども達に費やしてきた夏美さんですが、コロナを機に日本での職を失い、今回のサポーター募集に至りました。
支援を始めることは簡単ですが、続けることは簡単なことではありません。
広く公にサポーターを募り始めたこと。そこに夏美さんのさらなる覚悟を感じています。
私はまだキニティウの子ども達を知りませんが、子ども達一人ひとりの写真を大切そうに見せてくれた夏美さんの真摯さは知っています。
真摯で誠実で、決して器用ではなく、説明が上手でもなく、なので時に壁にぶつかったりすることもある夏美さん。
でもいつも必ず乗り越え邁進していく夏美さんとチョトベラの皆様を心から応援しています。
NPO法人World Theater Project
教来石小織
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¥500
▷サポーター1人は、生徒4人分の1日の食費を支えられます。
▷サポーター10人で、村のボランティア学生ティーチャー1人に一ヶ月分の手当てを渡せます。
※ボランティアティーチャーは、自身も高等教育へ進学を目指し、教育機関閉鎖中に村へ帰省してる学生。
¥1,000
▷サポーター1人は、緊急支援としての食糧・衛生用品袋(約10日分)を一家庭に支援できます。
▷サポーター5人で、毎月の「植林・学級菜園費」を支えられます。
▷サポーター10人で、毎月の「学校医療費」を支えられます。
¥3,000
▷サポーター1人は、月10冊程の本を学級文庫に補充できます。
▷サポーター3人で、毎月の「設備修復・維持費」を支えられます。
▷サポーター10人で、教員兼寮母さんとなる3人のスタッフの給与・最低限の生活を支えられます。
¥10,000
▷サポーター1人は、村から通う生徒の一家庭に、家庭用浄水器と交換フィルター(半年分)を寄付できます。
▷サポーター10人で、一ヶ月の全員分の食費が支えられます。+学校に来てない村の子ども(生徒の兄弟姉妹等)にも少し提供できます。