赤ちゃんにはじめてかけた言葉は。
2021/3/12 15:24
生まれた直後から、赤ちゃんと離れ離れにならざるを得ない母がやるべきことといったら、母乳を絞り出すことぐらい。
入院していた産院では、助産師さんがマンツーマンで、母乳を出やすくするためのマッサージの方法を指導してくれた。「赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことができないと、母乳が出にくくなる、止まりやすくなる。だけど、早く生まれたあかちゃんは、内臓の機能も不十分だからミルクよりも母乳をあげたほうがいいね。」って言われた。
抱っこしてあげることも、添い寝することもできない私。こうなるとミッションは母乳製造機と化すこと。「止めてはいけない」というなぞの強迫観念も手伝って、まじめに3時間ごとにマッサージをして絞り出しては、専用のパックにつめる。(おかげで助産師さんに褒められるぐらい、マッサージだけはめちゃくちゃうまくなりました。笑)
そんな入院生活も5日も経てばあっさり終了。「何かあればいつでもどうぞ」と言われたけれど、たぶんここには二度と来ることはないだろうな。退院したその足で、2時間ぐらいかけて電車を乗り継ぎ、赤ちゃんが入院している病院を訪ねました。
いろんなモニターにつながれ、仰々しい箱にはいっていた小さなあかちゃんはこんな姿でした。
まさかの初対面。顔のほとんどが覆われていた……!!
この付箋のとおり、治療の一環でこうなっていただけなのですが、湧いてきた言葉は「ごめんね」でした。
いろいろ補足。新生児時期の授乳間隔はだいたい3時間と本で読んでいて、搾乳も同じようにやっていたのですが、全くお勧めしません。助産師さんにも「せめて6~7時間は空けてね」と言われました。母乳は血液からつくられるので、しっかり休む・寝ることが大事です。あと、からだが弱い赤ちゃんには母乳じゃないとダメということもありません。ミルクでもしっかり育ちます。また、退院したその足で病院にいったとさらっと書いていますが、いま考えると完全にハイな状態で、実際はふらふらな状態で向かっていたとおもいます。産後すぐの移動はなるべく車で。面会もなるべく短くできるといいですね…とはいえ離れがたいので難しいことではあるのですが。
あらためてストレッチゴールを設定させていただきました。わたしが特に思い入れのある「産後白書」プロジェクトの活動に充てさせていただきたいとおもいます。産後白書については、つぎにご紹介させてください。
娘とのLINE。なんとBTSのゆんぎ氏もバースデードネーションをしていました。https://news.v.daum.net/v/20210311142424741
← Back to all activity reports