パフォーマンスバンクは、2018年の春に入会しました。現在は音楽講師や演奏活動をしながら、パフォーマンスバンクを通じて生演奏をお届けしたり、コーディネーターとしてコンサートを支える立場もさせていただいています。

わたしは4歳からピアノを初め、高校も大学も音楽系に進学。気がつけば音楽づくしの毎日を過ごしていました。大学2年生の冬あたりから将来のことを考えるようになり、どのように音楽と向き合っていくか迷っていました。そんなとき、高校時代の友人から「パフォーマンスバンクって知ってる？」と言われたことが最初のきっかけです。 どんな形であっても音楽は続けていきたいという想いは強く持っていたので、「生演奏の楽しさをすべての人に-音楽で心と心をつなぐ-」を目指しているパフォーマンスバンクは、とても魅力的に感じ入会を決意しました。 そして今まで観客との距離感が比較的あるコンサートホールや、緊張感溢れるピアノの実技試験などをひたすら体験してきた日々。このような場所での演奏も非常に大切な経験ですが、もともと性格上本番で緊張しやすいタイプなので（笑）演奏会や音楽といえば「納得いく演奏がゴール！」に、いつの間にか変わっていました。

そんな中パフォーマンスバンクを通じて演奏者として演奏をさせてもらったとき、お客様との心の距離がとても近いことに感動を受けました。 自身の演奏で笑顔になってくれた姿を間近で見ることができること、またその場で「また聴かせてくださいね」「今日は来てくれてありがとう」などたくさんのお言葉をいただいたこと、全てがはじめての経験でした。何ともいえないあったかい感情と共に、純粋に音楽を楽しめた自分がいました。

パフォーマンスバンクは、音楽が与えてくれる力や生演奏の素晴らしさを改めてわたしに教えてくれた大切な存在です。そして、これからも音楽の魅力を伝えていきたいと思わせてくれたのもパフォーマンスバンクです。 そして、それぞれ色んな想いがあって活動しているコーディネーターとの交流もとても楽しいです。音楽と共に繋がっている、かけがえのない仲間となっています。

「生演奏の楽しさをすべての人に」。 ひとりでも多くお届けできるよう、これからもコーディネーターとしても演奏者としても活動を続けていきたいです。 お読みいただきありがとうございました。