マリ・クリスティーヌ副会長からのメッセージ
2021/3/9 12:19
私は、2000年から2015年まで国連ハビタットの親善大使を務め、2001年に日本ハビタット協会を立ち上げました。
国連ハビタットは、世界中で広がる都市化の影響で増え続ける「スラム」の劣悪な住環境を改善し、人々の居住権を守るために1978年に設立されました。
住環境の改善は「〇〇人がごはんを食べられるようになった」「〇〇人が学校に行けるようになった」等のように、目に見え、ひとことで説明ができるものではなく、多岐にわたっており大変地味な仕事です。しかし、人は住み、帰って眠る場所があるからこそ、安心して仕事や学校に出かけることができるのです。人間が暮らしていくためになくてはならないものです。
日本ハビタット協会は現在、ケニアやラオスで人々の健康と生活の質を守り、安心して幸せに暮らしていけるような状況を作る活動をしています。人間のための本当に大切な基盤作りをお手伝いしている事に私は大きな誇りを感じています。
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