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【法人立ち上げ1周年】 狭間で孤立する若者たちの受け皿へ!熊本県の子どもたちの居場所作りのためにサポーターを募集します!

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NPO トナリビト

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山下 祈恵

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~着物を諦めた君たちへ~KIMONOプロジェクトのご報告

2021/2/22 11:30

~着物を諦めた君たちへ~KIMONOプロジェクトのご報告 Main Visual

トナリビトでは、住居提供や生活支援・就労支援や相談受入のほかにも、随時若者を対象とした支援イベントを行っています。

その一つが「KIMONOプロジェクト」です。


私たちが支援している若者たちの中には、0歳から施設で育ち家庭を頼れない子や、家庭の経済状況が厳しい子など、晴れ着を着たくても着れない子がいます。

一生に一回の人生の節目を、祝ってもらえない子たちがいるのです。

そんな若者に晴れ着での写真撮影をプレゼントしたいと始まったのが、このプロジェクトです。

今回初めての公募となったこのプロジェクトには、16名の希望者から応募がありました。

今回の参加者には、児童養護施設で育った子、ひとり親家庭の子、障がいがあったり、妊娠出産を理由に晴れ着を着れなかった子など、色んな事情で着物を諦めていた若者たちがいます。

私たちがこのプロジェクトを通じて伝えたいことは、

すべての参加者が「愛されるために生まれてきた」こと、「大事にされていい存在だ」ということです。

20年無事に生きてこれたことは、当たり前じゃない。すごいことなんだ!ということです。

~生きてきてよかった~

参加者の言葉で、心に残った一言があります。

それは「生きてきてよかった」という言葉。

「20年間つらいことばっかだったけど、死にたいと思ったこともあったけど…生きてきてよかった」

晴れ着を着て、思い出を作るだけでは、親を頼れない若者の現状は変わらないかもしれません。着物を着た次の日には、辛い現実がまた襲い掛かってくるかもしれません。

でも一瞬でも「生きてきてよかった」「祝福されて嬉しかった」「大事にされているな」と感じることが出来たのなら、この一瞬がいつかその子を助けてくれるかもしれません。

踏みとどまるエネルギーになるかもしれません。

新たな一歩を踏み出す追い風になるかもしれません。

そんな願いを込めて、これからもボランティアの方々と一緒にこの「KIMONOプロジェクト」を続けていきたいと思っています。


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https://www.tonaribito.net/

Representative:山下祈恵

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