代表メッセージ
2021/2/17 20:25
NPO法人トナリビトは、「熊本のすべての子ども・若者が『自分は愛されている!』と思える未来」を目指します
私たちはこれまで、 社会的養護出身者や、家庭に事情を抱えた子ども・若者を支援するため、自立支援シェアハウスや相談窓口・居場所スペース、子どもシェルターを運営しながら、就労支援や啓発活動、支援者育成活動を行ってきました。
私も元々は普通のサラリーマンで、親を頼れない子ども・若者のことなど何も知りませんでした。初めて児童養護施設の見学に行ったとき、それまで知らなかった子どもたちの境遇を知り、大きな衝撃を受けたことを今でも覚えています。
私の人生を変えた、大きな衝撃でした。
帰る家がある。ご飯の心配をしなくていい。相談できる家族がいる。未来に選択肢がある。
そんな当たり前のことが、「当たり前」じゃない子たちがいるのです。
このような子どもたちの姿は、日ごろの私たちの目には写りづらいかもしれません。
ですが、熊本には支援が届かない中で苦しんでいる子ども・若者が沢山います。
今、私たちが子ども・若者たちを支えていかなければ、熾烈な境遇に置かれた子が「当たり前」になる未来がすぐそこまで迫っています。彼らの日常は、じわりじわりと、私たちの目に映らない場所で、確実に変わりつつあるのです。
【私たちが目指す未来】
私たちが見たいのは、生まれた場所や家庭環境、本人の今の姿に関わらず、すべての子ども・若者たちが愛され、輝き、人生を切り開いていくことができる未来です。
そのために、熊本唯一の民間支援団体として、法律や福祉制度の狭間で孤立し、もがいている子ども・若者たちを支える受け皿になっていきたいと考えています。
私たちの力は小さく、弱いです。
ですが、子ども・若者たちは熊本の「未来」です。
沢山の方に若者たちの現状を知って頂き、沢山の方の支えが集まるとき、熊本の「未来」は変わっていくと信じています。
「なんとかせんといかん!」と少しでも思っていただいたなら、是非私たちの活動にお力を貸して頂ければ幸いです
NPO法人トナリビト 代表理事 山下 祈恵
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