コロナ禍の中で奮闘する児童養護施設を応援しよう!バレンタインデー・キッフ♡

For

NPO チャイボラ

NPO法人 チャイボラ

Total Amount

¥53,975

/ ¥300,000

18%
  • Total Amount

    ¥53,975

  • Total Donors

    14

  • Remains

    Finished

  • Starting on

    Feb. 2, 2021

  • Finished on

    Feb. 28, 2021

This campaign has finished.

「愛の日」バレンタインは、愛する人に愛を伝える日です。コロナ禍の中でも社会を支え続けるエッセンシャルワーカーに愛を伝えたい。その思いで、寄付で愛を伝える寄付キャンペーンの実施を決めました。

チャイボラは、コロナ禍で疲弊する児童養護施設職員向けの無料オンライン相談窓口を2021年1月より開設。

いただいた寄付は「社会的養護施設職員のための相談窓口」の運営費用などに使わせていただきます。

Story

バレンタインデー・キッフ♡キャンペーンについて


「愛の日」であるバレンタインは、愛する人に愛を伝える日です。義理チョコ、友チョコ、逆チョコなど愛の贈り方は時代に応じて変化してきました。

海外ではバレンタインデーに合わせた寄付やチャリティが盛んに行われてきました。日本でも、寄付つきチョコなどが広がりつつあります。

チャイボラは、コロナ禍の中でも社会を支え続けるエッセンシャルワーカーに愛を伝えたい。少しでも楽しく心温まるバレンタインデーを過ごしてほしい。

その思いで、キャンペーンの実施を決めました。

チャイボラとは


施設で暮らす子どもたちにとって職員の存在はとても大きく、施設で暮らす期間だけでなく退所した後、つまりは人生にも大きな影響を与えます。

しかし、現在施設の職員は不足しており、職員の十分な確保と定着は大きな課題となっています。

チャイボラは、職員の確保と定着それぞれの観点から施設をサポートする活動を展開しています。

なぜ支援が必要なのか?


虐待を受けた子どもたちが暮らす児童養護施設。

今、そこで働く職員が足りないことで、

子どもが眠るまでそばにいてあげることができません

母親からの苛烈な身体虐待と兄弟間差別による心理的虐待を経験したG君(6歳)。彼は現在家庭から保護され児童養護施設で暮らしています。

当時4歳のG君に職員が関わろうとすると「こっちに来ないで!」と拒絶する毎日でした。
言葉にできない恐怖や不安感と毎日戦っていたのでしょう。
大人を試すような彼の行動に職員も関わりました。

数か月経った頃、あれだけ職員を警戒し拒絶していたG君が
「一緒に寝よう・・・」と職員に声をかけてきました。

凍り付いた心が溶け始めた瞬間でした。

少しずつ笑顔を取り戻し始めたG君は次第に落ち着いていきました。

そんなある日、G君の寝かしつけの時間が終わり次の児童の部屋へ移動しようとすると
「僕が寝るまで行かないで」とG君が職員の手を握りました。
職員は、いつのまにか手がかからなくなっていたG君と
関わる時間が減っていたことに気づきました。

職員としても一人ひとりにもっと手をかけてあげたい、

深い眠りに入るまでトントンしてあげたいと思っています。

しかし、現在の施設の職員不足の現状ではそれが難しいのです。

職員は、自分の手を握るG君の手をそっと離し

「ごめんまた後で来るからね」と言って次の児童の部屋に移動しました。

ある日寝かしつけに入ろうとすると、

「僕ね、一人で寝れるよ!〇〇さん忙しいもんね!寂しくない!」と職員に言いました。

こんなことを言わせたくない、

もっとたっぷりの時間と愛情をかけてあげいたいと多くの職員が思っています。

しかし、1人で多くの子どもの対応をしているため、

限界があるのです。

理想と現実のギャップに悩みバーンアウトしてしまう職員も少なくありません。

「あと一人職員がいれば・・・」

と思うことは日常茶飯事です。

子どもたちの健やかな成長と

幸せがかなう社会を一緒に実現させていきませんか?

支援者の方と共に作っていきたい未来


私にとって施設は実家です

児童養護施設を退所したmさんからメッセージを頂きました。

mさんが生活していた施設は、職員さんがある程度確保でき、
子ども達一人ひとりに丁寧な対応が実現できていました。

 (写真:mさん 27歳)

私が施設に入ったのは周りの人と比べて大分遅く、高校生の時でした。
この時、大人は自分の都合しか考えず、私の気持ちを理解しようともしてくれない・・・
「大人はみんな敵だ」という感情が芽生えていました。

施設に入ってからも、大人への不信感は消えていませんでした。
でもそんな私に対して、職員さんがかけてくれた言葉があります。

「ここに敵はいないよ、みんな味方だよ」

私は、この言葉をきっかけに徐々に心を開く事ができました。

職員さんは、人見知りの私に対して「交換日記」を提案してくれました。
途中私が大人への不信感から交換日記をやめてしまったときも、職員さんは、
変わらず日記をくれました。

決して私のことを見捨てないでいてくれたのが、
本当に嬉しかったです。

高校を卒業したら大学に行きたい。でも金銭面が不安・・・

そんなもやもやした私の不安を読み取ってくれたのか、
職員さんがどうすればいいのか調べてくれました。

具体的に示してくれた事によって、
大学進学が私の中で現実のものになりました。

無事大学に進学し、私は施設を退所しました。

職員さんは在所中の子どものお世話で、手一杯な状況はわかっていたので
退所後はあまり迷惑をかけちゃいけないな・・・と思っていました。

しかし、相談したくて電話をすると職員さんは
以前と変わらずいつでも話を聞いてくれました。

地方の大学なので長期休みには、みな地元に帰りますが、私には帰れる実家がありません。

なので私は施設に行くのですが、顔を出すと
当たり前のように「おかえりー」と言ってくれるのです。

私も「ただいまー!」と言ってそのまま泊まることもありました。

職員さんには心から感謝しています。
施設は私にとって実家です。

私のいた施設は比較的職員さんが多く、やめる人も少なかったのでここまでできたのかもしれません。

施設に帰ったときに自分の知っている職員さんが迎えてくれることは
この上ない安心感につながります。

チャイボラの活動を通して、職員さんが増え、
長く働ける環境が全ての施設に整うといいなと思っています。

代表からのメッセージ


私は以前、ベネッセコーポレーションという教育教材の会社にいました。そこで、教材を寄付できないかと思い児童養護施設に問い合わせをしたところ、「ほしいのは物ではなくて人なんだよ」と言われました。

すぐに退職を決意し、施設で働く資格を取得すべく保育士の夜間専門学校へ入学。日中はアルバイトとして施設で働き始めました。学校生活をおくる中で、施設に関心を持ったクラスメイト達が施設に繋がることができず、別の道に進んで行く状況を目の当たりにし、チャイボラを立ち上げました。

日々子どもたちと向き合い支える職員の確保と定着は、子どもたちが自立して生きていけるようになるにはとても重要です。多くの方に、日本の児童養護施設の現状を知ってもらい、理解と支援を広げていくためには私たちの力だけでは足りません。どうか皆さまの力を貸してください。

寄付金の使途


今回、募集する30万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

私たちの団体の活動費は寄付と助成金で賄われています。

寄付金の使途は主に、2021年1月より開設した「社会的養護施設職員のための相談窓口」の運営費用などに充てられます。

社会的養護施設職員のための相談窓口

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コロナ禍により、児童が集団で暮らす児童養護施設などでも大きな負担が生じています。

例えば、面会禁止やアルバイトの激減により児童が精神的に不安定になり対応に苦慮する、職員が2週間隔離され人員が逼迫する、などにより負担が急増し、一部施設で大量の離職も発生しています。

コロナ禍などで疲弊する職員が、匿名で多様な専門家へ相談でき、悩みを吐き出すことのできる、無料のオンライン相談窓口を2021年1月27日よりチャイボラは開設しました。

<社会的養護施設職員のための相談窓口の特徴>

  • 完全オンラインで、非対面で専門家への相談が可能。スマホ/PCからアクセスし悩みの種類/内容を送信するだけで、窓口と相談ができます。

  • アプリを通して、チャイボラが窓口となり、完全オンラインで専門家と連携。社会的養護の経験豊富な心理士、弁護士、社労士、 施設経営者、現役施設職員などが悩みに対応します。

  • 休まずに日々児童を支えるエッセンシャルワーカーである施設職員に寄り添い、孤立を防ぎます。

運営費用内訳

  • 窓口アプリ保守運用費

  • 通信費用

  • 施設職員向け窓口説明会運営費

  • 窓口周知のための広報活動費

  • 窓口運営人件費(常勤職員2名)

  • 専門家対応費用(弁護士、臨床心理士、精神科医)

目標金額の30万円では1ヶ月分の運営費用にも足りませんが、今回立ち上げたバレンタインキッフ♡キャンペーンをきっかけに、「社会的養護施設職員のための相談窓口」やチャイボラの活動を知っていただき、より多くの方に継続的に応援していただければと考えております。

皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

寄付者への御礼・報告・特典について


  • マンスリーメルマガ(活動の様子について。2021年3月以降立ち上げ予定)

  • 年間活動報告書の送付

  • チャイボラオリジナルステッカーを送付させていただきます。

NPO

チャイボラ

https://chaibora.org/

Representative:大山遥

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