応援メッセージ 保護猫活動の想い Lily
2020/12/16 00:16
初めまして!
保護猫アイドルQVQの専属ボーカル講師/プロジェクトマネージャーを努めさせて頂いて居りますボーカル講師のLily(リリー)と申します。
私の人生は昔から音楽が常に横に在るものだったのですが、実はそれと同時にそれ以上に動物も常に当たり前に直ぐ横に在る生活でした。
一人っ子で両親も共働き鍵っ子だった私は両親が不仲だった事もあり、兄弟の居る賑やかな家庭に憧れを覚え幼いながらも孤独という感覚と向き合って居るような毎日でした。
友達には恵まれて居たのですが、友達とは一緒に遊べる時間が限られていたのでお別れしてからの時間がいつも孤独で、思い返せば私の一番の良き遊び相手、心の拠り所はいつも生き物でした。
なので今思い返せば必然でしか無かったように思えるのですが、幼少期より現在に至るまでずっと常に生き物を飼い、共に生活するという形が当たり前の自分のライフスタイルとなって居る所が有ります。
これまで常に『カブトムシ』『コオロギ』『キリギリス』『トノサマバッタ』『金魚』『ザリガニ』『ヒヨコ』『ハムスター』『犬』など様々な生き物を飼って来て居ります。
現在は、猫ちゃんでは無いのですがモルモット(2代目)がお家に居るのですが、思い返せば今まで飼って来たペット達の殆どが地域広告の里親募集欄より頂いて来た子達ばかりでした♪
これだけ色々な生き物を飼って来ていたに関わらず唯一猫ちゃんを飼った事が無いというのが逆に自分でも不思議な程なのですが、小学生の時帰りにいつも寄り道していた空き地の隅に、ある時段ボールが置かれそこから可愛いくて小さな声が聴こえて居る事に気が付きました。
近寄ってみると、生後間もないであろう子猫が捨てられていて、可哀想と家まで連れて行き両親に飼いたいと伝えたのですが、『飼いたい気持ちは分かるが何の病気を持ってるか分からないし、動物は命あるものだから可愛いだけじゃなく最後までちゃんと世話してあげなきゃならないんだよ?あんたは絶対に最初は可愛い可愛いってやるけど途中で絶対に世話をしなくなるんだから辞めなさい。その子の為にも戻して来てあげなさい。もっとちゃんとお世話出来る人が飼ってくれるかもしれないでしょ。』と強く言われ泣きながら元の段ボールへ戻しに行ったという経験をした事を濃く覚えて居ります。
それからその場所に毎日ミルクを持って行ってあげたり、キャットフードを泣き無しの微々たるお小遣いで100均で買って与えてあげたり、学校の給食で出たパンを持って行ってあげたりして毎日通って居りましたがいつの間にか居なくなってしまいました。。。
(きっとどなたかが連れて帰ってくれたのだと信じてます。)
そんな当たり前にずっと生き物と共に歩んで来た人生だったので、幼少期から就職活動のタイミングに至るまで当然の如くずっと将来の夢は変わらずにペットショップ店員など動物に関わる職業という考え一本でした。
実際にペットショップ店員という夢は叶えたのですが、そこには根っからの動物愛好家にはとても目を開けてられない程のとても悲惨な実情が沢山転がって居ました。
ブリーダーさんから連れて来られる際にはただの商売道具のように雑に扱われていたり、見たら分かるレベルでの体の弱い子(今思えば圧倒的に猫が多かったように感じます)は、まるでその子の未来を始めから人間の勝手なエゴで決め付けているかのように病院にも連れて行かず暫くそのまま様子見でそのまま翌朝来たら亡くなってしまっているというような事も少なくなく、この仕事は本当に動物が好きな人間にはとても努めきれない内情だと痛感し、直ぐに退職致しました。
そんな経験から私は動物関係の仕事に就きたいという欲は何処かへ無くなってしまい、もう一つの選択肢の音楽という分野に指針が振り切り現在に至る次第で御座います。
ですので、たまたま音楽という分野から縁あって携わらさせて頂く事になった『こちねこ』さん、そして『QVQ』さんに対して必然なのかなと思う程感慨深いものを感じて居ります。
QVQメンバーのそれぞれの猫愛も愛おしい程に感じて居り、また代表の理念も無類の動物好きとして凄く共感出来るので、私は音楽という方向からのアプローチを主軸に、強く活動内容に加勢して行けたらという想いを持ち、日々出来る限り全力で努めさせて頂いている次第でございます。
お恥ずかしながら『こちねこ』さんと関わらせて頂いてから『保護猫活動』という言葉や活動内容を知りました。
本当に、全ての生き物が幸せに生きて行ける世の中を切に望みます。
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