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猫もしあわせ、人もしあわせ。千葉から日本中に「猫と人のヨリドコロ」を一緒につくる「こちねこファミリー」50名募集!

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General Association こちねこ

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草切榮隆

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実際の保護の様子②

2020/12/7 14:41

実際の保護の様子② Main Visual

一般社団法人として二番目に保護をした猫も、こちねこがある地域に住んでいる地域猫でした。

とてもきれいな三毛猫で、どこかできっと飼われていたのでしょう。わりときれいな身なりで、いつのまにか近所で見かけるようになりました。

ミケちゃんと呼ぶようにして餌付けをし、いざとなったら捕獲できるようにしていました。


昨年の秋、冬に向けて少し太ってきたかなと思って見ていました。しかしそれは間違いだという事に、後で気が付きました。

少し日数が経ち、お腹の様子をよく観察していると、これは妊娠しているなと確信しました。

その日のうちに捕獲器をセットしたのですが、あいにく台風の前日という事もあって風がものすごく強く、ミケちゃんは姿を現しませんでした。

しかし、どこにいるかは検討がついていましたので、あまり心配はしていませんでした。

近所の閉店したラーメン屋さんの敷地から出入りしているのを何度も見ていたからです。

ミケちゃんは、そこを住処にしていたのです。


12月のある日、玄関にミケちゃんがやってきました。前までの通り、ご飯を貰いに来たのです。前回あった時よりかなり痩せた様子で、少し離れた所に小さな子猫が2匹、物陰に隠れてこちらを覗き込んで見ています。ああ、あの日生まれた子なんだな、とすぐに分かりました。

いつも餌付けをしている夜の時間帯に向けて、捕獲の準備をしました。

前回使用した捕獲器をセットです!

夜になり、早速捕獲器が閉まる音がしました。掛けていたタオルをめくるとミケちゃんが入っていました。ミケちゃんは怯えた様子でしたが、完全な野良ではないので暴れはしませんでした。続いて2匹の子猫もすんなり捕獲することに成功しました。

親子共々同じケージに入れ、今回もうまく保護出来たなと安心し、子猫がミケちゃんのおっぱいを飲んでいるところを見たところ、少し違和感がを覚えました。

母親のおっぱいを吸った後がまだ余っていたのです。

(もしかしたら、まだ他にもいるのかも・・・)


 次の日、検査やワクチン等の投与の為に、かかりつけの動物病院にミケちゃん親子を連れていきました。

病院の先生は、「おっぱいを見る限り、まだ他にもいると思うよ」。

大失敗です。このままだと子猫が母猫のおっぱいを飲むことが出来ず飢えてしまう。最悪の場合、生命の危機も考えられる。

病院から帰り、急いで再度捕獲器をセットしました。遠くで子猫が鳴いている声がしています。ああ、やはり子猫はいたんだ。

 先に母猫を捕まえていたのは半分正解だと思っていました。まず、先に保護した子猫におっぱいをあげられること、そして残った子猫を呼ぶ可能性が高かったからです。

捕獲するのは今日が最後のチャンス、それくらいの気持ちでした。


 夜になりました。

玄関の中に設置したケージにはミケちゃんと子猫たち。ミケちゃんは遠くから聞こえる子猫の鳴き声に対し返事をしているようです。これは大丈夫かもしれない。

段々と子猫の鳴き声が近づいてきます。ミケちゃんの子猫を呼ぶ鳴き声も、少し変わってきたように感じます。そして玄関のすぐそこに子猫の鳴き声が。

 家の中は玄関も含め暗くしており、監視用にセットしていたスマホのカメラをとおし、遠隔でパソコンで見ると玄関の中に小さな子猫が入ってきたのが見えました。

しかしケージの中に入れられている母猫を見、警戒したのか少しの物音でも外に逃げてしまいます。

玄関の中と外、子猫たちは少しの物音でも出たり入ったり。もうこの時点で夜の11時過ぎ。それでも焦らず玄関の中で子猫たちが落ち着くのを待ちます。持久戦です。

 夜の12時過ぎ、子猫が玄関の中にいる時間の方が長くなってきました。パソコンのリアルタイムの映像を見ながら手で合図を送り、保護隊員の一人である妻に、玄関脇のベランダ部分から外に回ってもらいました。

1匹はその間に外に出てしまったものの、残った子猫に気付かれないように玄関を閉めることに成功しました。

しかしまだまだ保護活動は終わりではありません。

残るもう1匹を捕まえてから終了です。

 残りの子猫は更に警戒してしまったようで、なかなか玄関には入りません。しかし、一度成功しているのでチャンスは大いにあります。


じっとパソコンの画面を見続ける。かなりの時間を待ちましたが、外が寒いせいか子猫が玄関にいる時間が再び多くなってきました。

先程よりも、より慎重に合図を送る。

子猫は警戒して落ち着かない様子。

そっと外から玄関を閉める。

午前2時、無事捕獲成功!

 捕獲作業の間もずっと静かにしていたので他に子猫の鳴き声が無いことは確認済み、そして母猫のおっぱいの様子を見ても数がピッタリ。まる二日間かけて、親子全部保護する事ができました。

母猫のミケちゃんはその後避妊手術を施してもらいリリース。子猫たちはちょうど離乳も終わる時期であり、申し出があった里親さんにお渡しする事が出来ました。

近所の雌猫の避妊も全て終了しました!

最後までお読み下さいましてありがとうございました!

一般社団法人こちねこ代表 草切榮隆 拝



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Representative:草切榮隆

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