Story
キャンペーン最終日となりました!
普段は、目の前の子ども達のことで精一杯な、地方の一フリースクールの挑戦ですが
10年という節目に、子ども達の置かれた現状と、それを支えるフリースクールの現状を、たくさんの方に関心を持って、知っていただきたいと考えております。
そして、これから出会う子ども達にも『大丈夫!』を伝え、受け入れ続けるための環境を整えていきたい!
子ども達が安心して学び育つ新しい現実を創り、広げていくチャレンジを続けていきたい!
そういう想いで、活動を続けております。
※ キャンペーンページも大幅に加筆しました。一度お読みになった方も是非もう一度ご覧ください!
本日も精一杯、声を上げてまいります!!
最後まで、応援よろしくお願いいたします!
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盛岡ユースセンターは
「すべての子ども達が、自分に価値を感じながら笑顔で成長できる社会」を目指して、フリースクールを運営してきました。
10周年を迎えるにあたり、より多くの子ども達に、安心していきいきと学び育てる環境を届けるために『子どもたちの学びを支える次の10年募金』を行っています。
【子どもの数だけ学び方があっていい】
「そういう場所は、東京にいかなければ無いと思ってました」
とおっしゃった保護者の方がいました。
学校の中で、周りのペースやルールに合わせられず
そこから外れてしまうことで罪悪感や劣等感を抱き、
苦しんでいる多くの子ども達がいます。
学校という選択肢が、自分にとって辛く苦しいものとなった時
それ以外の環境が、いかに希少で、自分に合った環境や学びの選択肢に出会えず、大人になっていく道のりに、希望が持てず、悩み、苦しむ子ども達がいかに多いか、目の当たりにしてきました。
今の時代は、少子化が進み続け、小中学生の子どもの数は減少の一途を辿っています。
現代は、10年で100万人子どもが減る時代です。
活動を始めた10年前から、小中学生の数は、100万人少なくなりました。
(約964万人 2019年)
そんな時代にあっても、18万人以上の子ども達が不登校にあり、10人に一人とも、4人に一人ともいわれる子ども達が、「不登校傾向」という推計もあるほど
子ども達の学びと育ちに関わる環境には、改善されるべき重大な課題があります。
年間30日以上病気や経済的理由以外で学校へ行っていない「不登校」の小中学生は、過去最多を7年連続で更新しています。
保健室登校などの別室登校や、顔を見せるだけのタッチ登校、登校していても毎日「学校へ行きたくない」と思っているなどの「不登校傾向」の中学生は、さらに約33万人〜74万人、10人に1人とも、4人に1人いると推計
(*日本財団・NHK調査より)
【盛岡ユースセンターが運営している『フリースクール』とは】
盛岡ユースセンターは、「学校」以外の学びの場「フリースクール」という領域で、この10年、個性豊かな目の前の子ども達の成長に寄り添いながら、一つ一つ信用を積み重ねて参りました。
【そもそも、フリースクールとは】
・法や制度によって定められた学校ではない。
・学習指導要領にしばられていない、多様な活動内容。
・運営主体も多様。(個人、NPO、民間企業など)
多様性が一つの特徴で、国が過去の調査で採用した定義では、「不登校の子供を受け入れることを主な目的とする団体・施設」とされています。
【フリースクールに寄付が必要な理由】
現状、「フリースクール」はあって当たり前の選択肢ではありません。
2015年の文科省の調査でわかった、フリースクールは474か所でした。
近年は、700くらいに増えたのではと話す専門家もいますが
私立の学校法人や、福祉施設などが受け取るような補助金はなく、利用者からの利用料を中心に運営していますが、多くのフリースクールが、必要とされつつも困難な経営を続け、縮小、閉会するところも珍しくありません。
よく比較されるサービスとして、教育サービスではないのですが、補助金を受けて、利用者負担も抑えて運営されている、福祉的に支援を必要とする子ども達の「放課後の居場所」に、「放課後等デイサービス」という厚生労働省管轄の事業があります。
こちらは1万5000ほどあり、24万人以上の子ども達に利用されています。
経済的に厳しい世帯は、無料で利用することもできるサービスです。
事業を否定するつもりは全くなく、助かっているお子さんやご家庭も沢山あると思っています。
しかし、子ども達の学びと育ちに重要で必要な環境は、放課後だけではありません。
昼間の居場所、活動の場所、学びの場所に、学校以外の選択肢が、あまりに乏しいのが、今の日本社会の現状です。
さらに、フリースクールを利用したくても、そもそも近くになかったり、経済的な理由で、利用したくても利用できないご家庭も沢山あります。
そんな中、自分達にできる活動を少しずつ広げ、運営に関する信用を積み重ねながら、10年続けてきました。
【盛岡ユースセンターに寄付が必要な理由】
キャンペーン開始時の、11/9には、38名の生徒が在籍していました。
※ キャンペーン中も生徒は増え続け、12/1に40名に到達しました。
ここ3年で生徒数は倍増しており
増え続ける子ども達、1人ひとりの学びと成長に寄り添うスタッフ体制と
伸び伸びと活動できるスペースの確保が、喫緊の課題となっています。
コロナ禍で、登校を制限する生徒がいる現状にあっても、毎日10数名の生徒が毎日入れ替わりで登校しております。
最大で19名の生徒が座れる席数になっておりますが、行事の日などは座る場所がなくなるくらい埋まってしまうこともあり
三密対策が必要なコロナ禍の現状では、なおさら、スペースの必要性を感じる場面が増えています。
しかし、移転に伴う費用や、新しい場所で発生する家賃を支払うことは現状では非常に難しく、ご寄付による皆さまからの支援をいただきながら、そうした新たな環境を整備を実現していきたいと考えております。
【盛岡ユースセンターは、どんな活動をしているか】
盛岡ユースセンターは、2010年からフリースクールを運営しています。対象は、小学5年生〜20歳くらいまでで、登校ペースは自由。その時の自分の目標や体調などに合わせてそれぞれが選択することができます。
この10年の活動で、自信を持って言えることは
「環境次第で、子ども達の可能性はどんどん広がっていく」
ということです。
盛岡ユースセンターでは
子ども達のもつ力を信じ、寄り添いながら
○オーダーメイドの学習
○「好き」に触れる体験活動
○「なりたい自分」への進路支援
など、子ども達の「今」と「これから」を応援しています。
(コース紹介)
小・中学生のコースと、高卒資格を取得するコースを設置することで、一人ひとりの心の状態を理解しながら、継続的に子ども達と関わることができるのは、盛岡ユースセンターの大きな特徴です。
また高校を卒業した生徒とも継続的な関わりを持っており、現在はボランティアやアルバイト支えてくれている卒業生もいます。
小中学生対象フリースクール
[出来ることからじっくりと]
一人一人の「今」の力と状態をしっかり把握し、個人にあわせた学習内容をオーダーメイド。本人、保護者、在籍校と話し合いながら、のびのびと成長・学習できる環境を一緒に整えていきます。苦手な所は、前学年の内容からじっくり学習することができるので、確実に前へと進むことができます。
通信制高校サポートコース
連携する通信制高校に在籍し、卒業までの学習支援を受けられるコースです。一人ひとりの理解度に合わせた個別指導はもちろん、スクーリング(面接指導)を受けながら、三年間で確実に卒業できるよう支援していきます。仲間との学び合いの場を持ち、張りのある学校生活を送れるようサポート。なりたい自分になれるよう、全力で応援します!
高卒認定資格サポートコース
高卒認定試験は科目数が多く範囲が広いため、学習方法に苦戦する方も多くいらっしゃると思います。このコースでは、効率的な学習指導を受けながら、私達と一丸になって高卒資格の取得を目指します。また、卒業後に大学への進学を考えている方には、受験勉強を兼ねた指導も行っています。
【経済的理由でフリースクールを選択できない子どものために!】
利用を希望しながらも経済的な理由で、フリースクールに通いたくても通えなかったり、利用を制限しなければならない子ども達がいます。
子ども達が希望を持って学び育っていく環境が、経済的理由で、希望を閉ざされる現状は、変えていくべき現実だと考えています。
そうした経済的にフリースクールの利用が難しい家庭の子ども達を対象とした、独自の「奨学制度」を設け、利用料負担の補助または、低減策を実現し、経済的理由でフリースクールの利用をあきらめない、新しい現実を作っていきたいと思っています。
【子ども達に多様な学びと成長の機会を! (理事長 又川 俊三)】
10年前、増加傾向にある不登校の子ども達の居場所を作りたい、悩みをかかえる保護者の皆さんを救いたい、そんな想いで「盛岡ユースセンター」を設立いたしました。
この10年、若いスタッフが中心となり、とっても温かい学びの場、安心して個性を発揮できる場を作って参りました。
現在、不登校相談は増え続けております。少子化の中で、ここまで増えるとは想定以上でございます。本人、ご家族、そして学校の先生方も、それぞれが悩みを抱える中で、今、公的な学校教育以外に、子ども達が学び育つ選択肢が極端に少ないのです。
また、民間のフリースクールなどの「学び育つ場」は、必要とされながらも、運営に対して私立学校が受け取る補助金などの公的な支援金がありません。さらに、貧困家庭が増加する現状において、より多くの子どもたちへのサポートを実現していくために、ご寄付による、より多くの皆さまからのご支援を必要としております。
◆知っていただきたい!そしてよろしければご支援をお願いいたします。
とっても繊細で優しい子どもたちが、安心して過ごし、自分の才能を見つける場を守っていくために、さらに一人でも多くの子ども達を、笑顔で学び育てるサポートに繋げるために、ぜひ応援していただけますよう、よろしくお願いいたします!
【寄付金の使途】
いただいたご寄付は、フリースクールを利用したい子ども達を受け入れ続けるために、その意欲を受け止めるスタッフ体制の確保、人数増加に伴い、手狭になってくる教室の移転費用や設備・教育活動の充実のために活用します。
また今回いただいたご寄付の1割は、経済的理由で利用が難しい生徒が通えるようになるための「奨学制度」の設立のための準備資金として割り当てし、大切に使わせていただきます。
<皆さまからのご寄付で出来ることの一例>
また、銀行への払い込みでのご寄付も受け付けております。
【振込先】
東北銀行 大通支店 普通預金 3188088
特定非営利活動法人盛岡ユースセンター 理事長 又川俊三
※寄付控除に必要な領収書をお送りいたしますので、お振込みいただいた後に下記のメールへ住所・氏名をご連絡ください。
myc01@center.email.ne.jp