コロナ禍で外に出られない状態になり、私たちは、直接会って経験をシェアしてつながりあうことがいかに大切であるかを痛感しました。

しかし、春にオンラインで自主的に学び合おうとACEFに集ってきた高校生の言葉に、私はハッとさせられました。「今自分たちは、学びたくとも学べない。考えてみるとバングラデシュ、途上国の子どもたちと同じ経験をしているのではないか。」「それでも自分たちは自宅でオンライン授業が可能。彼らはタブレットもない。生活も厳しい。簡単にドロップアウトをしてしまうのではないか。」

学べない厳しさを共有できる力、感性の素晴らしさを感じました。たとえ直接会うことができなくとも経験と思いを深くシェアすることはできるのです。

今回、マイクロファイナンスを成功させることで、「ドロップアウトしないように」という高校生たちの思いのバトンを多くの皆で受け継ぎ、シェアの世界を共に、大きく広げていきましょう。