参加クルーの声「教育プロジェクト」②
2020/9/3 18:43
つづき
(前回)https://syncable.biz/campaign/1194/reports/1619#menu
本来ならば私個人の力だけが試されるPJになると予想していたのですが・・
『周りの方々』だけは誰にも負けないくらい恵まれていました。
〇報告書のノートに書いた小さな一行を毎回取り上げて下さったり、教え子の志望学部に関しての話や推薦入試の面接のアドバイスをして下さった教育PJのリーダー。
〇理系の私にとって文系の日本史などは全くわからない中でしたが、わかりやすい参考書や問題集を教えて下さった教育PJのクルーさん、訪問メンバーのクルーさん
〇児童養護施設の子どもを対象にした奨学金などの情報を調べて下さったクルーさん
〇お忙しい中にも関わらず『有休もらって~大学の学内奨学金や授業料免除の情報調べよっか?』と声を掛けて下さったクルーさん
〇私に負担をかけないように懇親会などの企画、運営を率先して行って下さり、時には私の悩みを聞いて下さったクルーさん。
〇『一緒に受験結果を受け止めてあげるだけでもいいと思います』と優しい言葉をかけて下さったクルーさん。
〇その子のために誰よりも真っ先に動いて、長年の施設訪問を通した沢山の素敵な思い出話を話して下さったクルーさん。
〇兼ねて行っていた財団の運営で一杯一杯になっていた私に対して、毎月いつも優しく運営を助けて下さったクルーさん
〇夜10時くらい、私の教育支援が終わるタイミングまで待って、いつも素敵な言葉がけをして下さったご夫妻のクルーさん。一緒に施設さんに面談に行って、そこから私やその子のために最後までご尽力して下さりました。
〇最初は週1回の訪問でしたが、特別に週2回の訪問を許して下さって、応援して下さった代表の谷山さん。職員の皆様。
〇私やその子への応援メッセージを書いて下さった沢山のクルーさん。
〇人見知りで頼りない私でしたが、それでも色々と声をかけて下さった職員さん。また、教え子や私のことを応援してくれた施設の子ども達。
教育支援を続ける中で出会った方々に、温かい気持ちにさせてもらえた毎日でした。自分が支援をしているはずなのに、私の方が支えられているような不思議な感覚だったことを覚えています。私が訪問の度に、クルーさんから頂いた言葉をかけていたこともあってか、教え子も毎回楽しそうに話を聞いていて、元々明るい性格の子でしたが更に明るくなっていきました。
皆様からの思いが届いたのか、私の教え子は成績がどんどん上がっていき・・
無事大学に合格できました。もしも・・たった1つの要素でも異なっていたら、(個人情報の保護のため結果は伏せますが)この結果は変わっていたはずです。私個人の力だけでは絶対に不可能なPJだったと思います。
本当に大変な逆境の中、それでも最後の最後の最後まで・・・ずっと一緒に頑張って勉強してきた教え子。お互いにプレッシャーのかかる中での受験勉強で、本来なら誰よりもハードルの高く辛いはずの受験なのに・・一緒に勉強してきて楽しかった思い出の方がずっと印象に残っています。これからも、私は先生であって、かつ頼りになるお兄ちゃんのような存在でいたいです。
教え子もそうですが、私自身も教育PJを通して成長できたと思います。 私個人だけでの支援でしたら、『私が担当で良いのか?』という不安に押しつぶされていたはずです。途中で逃げて最後まで続かなかったと思います。協力し合うことの大切さを学ばせて頂きました。
皆様の温かい気持ちが次世代に伝わる、それが次世代の誰かを変える、その誰かがその先の未来を明るくする・・教育PJはそういったPJだと思います。
ぜひ今後ともみらいこども財団の応援をお願いいたします!
← Back to all activity reports