マンスリーサポーター募集キャンペーンスタートです!
2020/8/31 22:05
いつも応援していただきありがとうございます。NPO法人@(あっと)オーティズム理事長の佐伯比呂美と申します。
私たちは2011年にオーティズムの子どもたちを支援する団体を設立し、それ以降Light It Up Blueというキャンペーンを通じ自閉スペクトラム症の啓発活動を続けています。
この度、Syncableのマンスリーサポートキャンペーンに参加させていただくことになり、毎月ワンコイン〜で支援するオーティズムのある子どものエガオとミライを守る50人のサポーターを募集しています。
右の「寄付する」をクリックいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
私たちの団体名「オーティズム」というのは聞き慣れない言葉かと思います。日本語では自閉スペクトラム症/ASDのことです。このいつも電話で何度も聞き返されてしまうような団体名にしたのには大きな理由があります。
自閉スペクトラム症/ASDは少し前には「自閉症」と一般的に言われていましたが、この文字並びが多くの人に誤解や思い込みを与えてしまうとメンバー全員の意見がありました。「自閉症」と診断された子どもたちがあたかも最初から閉じこもる疾患なのだというような印象を与えてしまっているように思いました。そこで私たちはオーティズムと表すことにしたのです。
オーティズムは精神的に閉じこもる障がいではないのです。
器質的・機能的な障がいがあり「聞き取りにくさ」や「話しにくさ」、感覚の過敏や鈍麻からくる日常生活の大変な困難があり、その困難や苦痛によるストレスで二次障害が起きてしまった時に初めて”自閉傾向”が起きるのです。
あるとき頭を打ち付けている子どもを見て「自閉症だからああするんだよ、そういう障がいなんだ。」という話を耳にした時は心から悲しくなりました。頭を打ちつけたり自分を噛んだりするのはストレスからくる身体のSOSだからです。
きっと日本中のお母さんたちの中には私と同じ想いの人がいるはずだと思っていました。
Light It Up Blueキャンペーンに出会った2010年には35か国が参加していましたが、日本は未参加でした。誰もが参加できるキャンペーンと書いてあり、私たちの思いをNYの本部にメールで送ると国際電話がかかってきました。英語から十数年離れていたため会話はおぼつかなかったのですが、その時はオーティズムのある子どもたちの笑顔がみたいという一心でした。
今でも変わることなく子どもたちの笑顔を目指しています。
スタートして10年、こんな小さな団体のボランティアの私たちに何ができるのかと思います。でも続けたい!
皆さん応援してもらえたら嬉しいです。シェアしてください。「寄付する」をクリックしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
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