NICEスタッフによる活動紹介②(海外ワークキャンプ)
2020/8/26 11:53
本キャンペーンは達成いたしました。ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!引き続き、下記のリンクよりお願いいたします。
https://syncable.biz/associate/NICE/
2020年10月1日追記
マンスリーのページをご覧のみなさま、こんにちは!
海外短期事業を担当しているあいです。
まだNICEで働いて2年目ですが、これまでたくさんの海外プログラムに参加される方を東京の事務局から見送ってきました。
30年間国内・海外で事業をしているNICEでは
多い年には世界約90ヵ国のプログラムを紹介し
地域の課題に多くの方が取り組んできた歴史があります。
数ある魅力の中でも、海外短期ワークキャンプの好きなところは何と言っても、
「多国籍なメンバーと世界を舞台に力を合わせる」ところ。
少し、私自身の話をさせてください。
NICEの参加者の中でも大多数を占める「大学生」の頃、
私もはじめて海外ボランティアに参加をしました。
慣れない環境、わからない言葉、知らない人たちの中で、初めて「外国人」になって感じた不安と期待、真っさらな目で現地の人や他の国から来たボランティアと笑いあい語り合って、もう動けないってバテながら一緒に汗を流して。「ボランティア」という共通点で大切な存在がたくさんできました。
10代の少し固まりはじめた価値観や先入観をいい意味でがつんと壊してくれるような貴重な経験の連続でした。
でもいざ帰国して、現地で知り合った友人が働くために来日してみると
日本で「外国人」として暮らすこと、働くことの苦悩や悲しい部分も目の当たりにしました。何とかしたいと思い、残りの学生生活を「移民」「難民」活動に費やした結果気づいたのは、私のように「世界に大切な人がいる」人が社会に増えれば、めぐりめぐって日本の社会も変わっていくのではないかということです。
私が海外ワークキャンプを紹介し、参加する方を派遣するときに思っているのは、ワークキャンプで現地に貢献してくれることへの期待ももちろんですが
活動を終えて帰国したときに、相手の国に親近感がわいたり、他の国から来た人に優しくなれたり、またそれ以外にも、海外でワークキャンプを経験したからこそ得られる視点で社会にポジティブな影響をもたらす人が1人でも増えてほしいということです。
実際にそんな方の姿をたった2年でもたくさん見届けることができているのは
それだけのパワーが「ワークキャンプ」にある証だと思っています。
NICEの掲げるミッション「カラフルでヘルシー」と「ワークキャンプ」は
つい日々の忙しさで流されてしまう社会への視点や大切な何かを
参加者を起点に広げていく、そんな可能性に満ちたものだと信じています。
だからこそ、少しでも長く、できればNever Endingで届けていけるように
どうか応援していただけないでしょうか。
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