本日よりバングラデシュの家庭の経済と子どもたちの学びをマイクロファイナンスで支えるためのクラウドファンディングを開始します! 目標金額:100万円 キャンペーン期間:10月31日~11月30日
2020/10/31 10:38
ACEFが活動を開始した30年前には学校自体が少なく子どもたちが学ぶ機会を作るために<寺子屋を贈る運動>を続けてきましたが、バングラデシュの経済成長と共に政府も小学校の建設を進めてきましたので、現在はほぼ全員が小学校には入学できるようになりました。しかし、卒業できるのは約8割の子どもで、2割がドロップアウトしています。その多くが家庭の経済的理由によるというのです。さらに中学に進学したくても進学できるのは約6割で他の子どもたちは働き始めます。やはり家庭が貧しいことが原因だというのです。
コロナ禍により3月中旬から学校が閉まったままですが、現金収入が激減した生徒の家庭が多い中、さらに多くの子どもたちが働かざるを得なくなっていることを心配しています。来年1月に学校を再開したときにどれだけの子どもの笑顔が見られるか、どれだけの子どもが中学に進学できるのか。。。
このマイクロファイナンスにより、生徒のお母さんたちが小規模ビジネスを始めることで家計を少しでも助けることができれば、学ぶ機会を失う子どもを減らせるのではないでしょうか。現地のパートナーであるBDPが実施するこの事業をACEFも一緒に応援していきます。これまで助成金を受けてスタッフのトレーニングを行い、約65のグループを組織化しました。これから融資に必要な資金をこのクラウドファンディングで集めます。今回のキャンペーンでは大学生ボランティア広報チームが中心的な役割を担ってくれています。バングラデシュの子どもたちのことを思い、教育を受けられるようにとの願いをこめて。
多くの皆さんにご協力いただき1ヶ月で目標額の100万円を達成して、5,000人の子どもたちが一人も取り残されずに笑顔で学校に戻ってくる日を共に夢見ましょう。日本もコロナ禍で痛みを負っています。そんな今だからこそ「共に生きる」ことが大切だと思うのです。
ご寄付、お知り合いへの周知・拡散、励ましのメッセージでご支援ください。よろしくお願いします。
ACEF事務局長 小田哲郎
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