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コロナ禍後も誰一人教育から取り残さないために~バングラデシュのノンフォーマル小学校と職業訓練校を支援するマンスリーサポーターを大募集!

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バングラデシュの子どもたちは今~ボリシャール・Kathira BDP小学校、SAJIB BISWASくん(9歳、小学4年生)

2020/6/30 09:42

バングラデシュの子どもたちは今~ボリシャール・Kathira BDP小学校、SAJIB BISWASくん(9歳、小学4年生) Main Visual

世界に広がるCOVID-19のパンデミックがどう子どもたちの生活に影響しているかについて、BDP小学校の生徒が書いた作文を紹介します。

「エネルギー」

「お母さん、お腹がすいたよ。お父さんはいつ仕事から帰ってくるの?今日はエネルギービスケットの小袋を買ってきてくれるって言ってたけど、そういい続けてもう1ヶ月は経つよ。お母さん、10タカ(12.58円)しかしないのになんで買えないの?僕たちは貧乏だから買えないの?」SONA RUPALI(僕の大好きな母さん)は、僕に、「あなたも辛抱強くなれたらいずれ分かるわよ。」と言った。この言葉を僕はずっと覚えている。

僕はSAJIB BISWAS。今何が本当で何が嘘なのかが分からなくなっている。今、僕は病院にいる。おばあちゃんがボリシャール地区の病院の集中治療室に運ばれたからだ。集中治療室で治療を受けるための費用はとても高くて、お母さんは結婚した時に貰ってからずっと大事にしていた金を売らなきゃいけなかった。

息をするのも苦しい状態が10日も続いているおばあちゃんのことを考えると、食欲もわかない。お母さんと集中治療室に来られたのはこれが2回目だ。お父さん(SAMIR BISWAS)はお米を収穫するために、今他の地区に行っている。新型コロナウイルスの影響で国中がロック・ダウンされている中、ちょうど収穫期であるにも関わらず、手伝ってくれる人を見つけるのが難しいらしい。たまに集中治療室から看護師さんが出てきて、買わなければならない薬のリストを持ってくる。だから、僕とお母さんはいつでもおばあちゃんの命を救える薬を病院か近くの薬局で買えるように、ずっと集中治療室の外で待っている。病院から薬局に行くたびに4階分の階段を上り下りしなければならないんだけど、その時毎回病院からはみ出るほどの人が待っているのが見える。みんな深刻な病気を抱えていて、お医者さんや看護師さんに診てもらいたいんだ。中にはデング熱(蚊から感染する熱帯地方の病気)にかかってしまった患者さんもいるらしい。僕が病院に行けない時は、僕のお兄ちゃん(SAJAL)がお母さんかお父さんと一緒に行っている。でも、今日は僕がBDP小学校から貰った対新型コロナウイルス用のマスクをして来た。これは一昨日学校に行って貰ってきたものなんだ。その日学校に行くと、僕の友達を含めた大勢の子供たちが対新型コロナウイルス用のもの(マスクと手洗い用石鹸)を貰っていたからびっくりした。僕たちの先生や学校の人たちが計画して配ってくれたんだ。そして、それは心優しい日本の友人達がくれたと聞いた。

 2ヶ月ぶりに学校に行けてとっても嬉しかった。今、僕はおばあちゃんがこの恐ろしい新型コロナウイルスから一刻も早く回復してくれること、そして1日でも早く元の日常に戻れることを祈っている。さっきお母さんがお父さんから電話をもらって、3日にも及ぶ大変な収穫作業をして良いお給料を貰えたから、僕がいい子にしてたらエネルギービスケットの小袋を持って帰ってきてくれると言っていた。でも僕はそのエネルギービスケットに使う予定だったお金は貯めて置いて、また幸せな家族に戻れるように、おばあちゃんの治療費に使って欲しいってお父さんに言うつもりなんだ。

 病院であんなにも悲しい光景を見ていると、全能の神様のご好意の下、健康で愛ある家庭で育っていることは幸運なことなんだなと思うことがある。世界中のおじいちゃんやおばあちゃんが元気になって、彼らの愛する孫や家族の元に戻れることを祈っている。


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