【理事長からのメッセージ】
2020/5/11 22:39

本当は、エルートへの思いを書いてくれって言われたんだけど、全く違うことを書くよ。
なぜかというと分散登校が始まったからです。
■まず学校が始まって「やったー!」というキミへ。
キミが思っている以上に今、心にストレスを抱えているということは忘れないでね。
学校に行きたくても行けなかったストレス・遊びたかったのに、
思うように遊べなかったストレス、、、色々あると思う。
いつも以上に、自分を大切にしてあげてください。
■登校するのが、いつもよりちょっと不安だなってキミへ。
学校を休んでも全然OKだからね。
キミはもう休んでもいいっていう選択肢を持っているんだ。
新型コロナ以前から僕らは同じことを言っていたんだけど、
今回のことでみんなが知ったと思うんだ。
「学校は命をかけていくところではない」
これは、新型コロナが落ち着き始めている今でも一緒だよ。
不安に思うことは悪いことじゃないからね。
ストレスを溜め込んでるも、もはや当たり前なことだと思うよ。
「休むって言ったらお母さん/お父さんが心配するかもしれないから言えない」
確かに!なかなか言い出しづらいよね。
そうだなぁ。
どんなことだったら言い出せるかな?
例えば「学校に行って、新型コロナにかかったりしないかなぁ」とか
「今からみんなに会うのちょっと不安だなぁ」とか。
ちょっと話してごらん。
それもむずかしそうだったらLINEのID検索で
「@eroot」って調べてぼくらと友達になってほしい。
どんなことでも相談にのるよ!!待ってるね。
■新型コロナ以前から、学校に行っていなかったキミへ。
「キミは悪くない。学校のシステムが悪い!」と
ぼくは口癖のように言っています。
だから学校に行っていないことをどうか気にしないでほしい。
と言っても気にしてしまうよね。
だからぼくたちは「学校に行っていないことが、気にならない世の中」にしたいと思ってる。
もし愛媛県に住む大人の100人が「気にならない世の中」にするために
毎月お金という形で支援してくれたらどうかな?
ちょっとは信じてくれる?
だって自分にはほぼ何の見返りはないかもしれないのに毎月お金払ってたら、
本気で「学校に行ってなくても大丈夫だよ」って思ってるってことじゃない?
もちろんお金の支援だけじゃない。
同じようなメッセージを発信してくれる大人もキミの仲間だ!
■このページを読んでしまった大人へ
直接的な見返りはないかもしれないけど、少しでも良い社会にして次の世代にバトンを渡す役割を担う同志として、寄付のお願いをさせてください。
この瞬間、悩んでいる子どもたちがたくさんいます。
ぼくたちだけの声じゃ足りないんです。
どうか皆さんの温かい声と一緒に応援する覚悟をください。
よろしくお願いいたします。
【経歴】
2012年4月より学習塾アフェッティ開校。2013年3月愛媛大学工学部卒。
「対話」と「自立学習」メインの学習塾を2教室立ち上げる。
“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される(2015)。
また愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載(2017~)や松山市自殺対策推進委員として政策提言(2017-2019)、
愛媛大学教育学部への出張講義(2016~)、
えひめ放課後協力機構理事(2019~)、
愛媛フリースクール等連絡協議会代表(2019~)、
一般社団法人フリースクール愛媛代表理事(2019~)として活動している。
【受賞歴】
第1回松山市人間力大賞受賞(2018)
第 32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)受賞(2018)
第2回松山市人間力大賞受賞(2019)
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