Issues we are working on
wreath(リース)は、どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会の実現に向けて、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりに取り組む団体です。
セルフヘルプグループとは「共通の悩みをもった当事者の集まり」といわれ、全国で推計1,800グループあると考えられます(※1)。
病気や障害、依存症、不登校、引きこもり、子育て、介護、性的マイノリティなど、本人や家族を対象にしたさまざまな領域のグループが存在します。しかし、セルフヘルプグループについて「内容をよく知っている」と答えた人は2.9%と、まだ十分に知られていません(※2)。そうしたことから、セルフヘルプグループを必要とするような状況にあったとしても参加につながりづらく、孤独感を抱いたままになることがあります。
そこで、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりとしてセルフヘルプグループのプラットフォームの運営を行っています。ぜひこちらからアクセスください。
https://www.wreath.or.jp/participant
またグループを安定的に開催するためのサポートも限られていることから、セルフヘルプグループ運営のわかちあいの場も開催しています。
アメリカでは10人に1人にセルフヘルプグループへの参加経験があるといわれます。一方日本では、約85%の人がセルフヘルプグループのことを「知らない」と答えていることから、とても身近な存在ではありません(※2)。どのような取り組みが必要とされているのか、セルフヘルプグループに関する調査や情報発信にも力をいれながら活動しています。
Why we are tackling this issue
日常を過ごしているなかで、自分や大切な人が病気や障害をもったり、家庭や職場での関係性に苦悩したり、いじめやハラスメントの被害者や加害者になったりする。こうした経験は、誰しもがあう可能性をもっていることから、セルフヘルプグループは誰しもが必要としうる場だと考えます。
wreath(リース)では、どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会の実現に向けて、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。
How donations are used
セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりに活用させていただきます。
詳細については以下の通りです。
・団体が継続的に活動していくための組織基盤づくりにかかる費用
・セルフヘルプグループのプラットフォームの利用改善にともなう開発費やインタビューの謝金
・より多くの人にセルフヘルプグループの情報を届けるための広報費
・セルフヘルプグループに関する調査費
2024年度の年次報告書についてはこちらになります。ぜひお力添えいただけますと幸いです。
https://www.wreath.or.jp/pdf/annual_report_2024.pdf
(※1)セルフヘルプグループの数:かながわボランティアセンターに登録して活動しているグループの数は56(社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会 かながわボランティアセンター「本会登録のセルフヘルプ・グループ一覧」 25年2月末時点)。
この数値を参考に以下のように算出。東京:200グループ / 北海道、神奈川、千葉、埼玉、愛知、兵庫、大阪、福岡:56グループ×8=448グループ / ほか都道府県:30グループ×38=1,140グループ 合計1,788グループ
(※2)一般社団法人wreath 2024「セルフヘルプグループの認知度に関する調査」