Issues we are working on
動物保護という社会問題を根本的に解決するために大きく3つの活動を行っております。
①救済活動
殺処分ワースト1位の愛媛県を変える為に、様々なことにこだわりながら行き場を失った動物の新しい飼い主さん探しを行っております。
②教育活動
保護犬との触れ合いを通して、子どもたちに命の大切さを伝える命の授業やイベントの開催を行っております。
③啓発活動
講習会を通して、日本や愛媛県の現状といった社会問題、犬の適正な飼育を多くの人に伝えています。
Why we are tackling this issue
①救済活動
・トレーニング
保護犬の中には、問題行動が原因で行き場を失ってしまう子もたくさんいます。
もう2度と行き場を失わないために人と生活する上で必要なマナーをトレーニングしてから譲渡します。
トイレトレーニング…室内のペットシーツでトイレをする練習
社会化トレーニング…様々な人や他の犬、物や環境への社会化
お散歩トレーニング…事故を防ぐため、引っ張らずに人の横について歩く練習
ハウストレーニング…万が一の災害に備えて、ハウス内で落ち着いて過ごす練習
・動物福祉
肉体的にも精神的にも健康で、犬が犬らしく過ごせるように動物福祉(5つの自由)に配慮した施設づくりを行っています。
5つの自由とは
1.飢え・渇きからの自由…栄養のある食事・新鮮な水が与えられているか
2.不快からの自由…身体が清潔に保たれ、適切な温度管理がされているか
3.痛み・負傷・病気からの自由…毎日の健康管理、定期的な病気の予防がされているか
4.恐怖・抑圧からの自由…精神的な苦痛やストレスから守られているか
5.自由な行動をとる自由…動物の習性にあった環境づくりがされ、十分な運動ができているか
・家庭環境に近い施設
保護施設や保護犬といえば汚い・暗いイメージを持たれがちですが、掃除や消毒を徹底し、清潔に保ちます。
また、新しいお家に行った際になるべく早く家庭環境に慣れることができるように家庭に近い環境づくりを心掛けています。
・不妊手術の実施
望まない命を増やさないために不妊手術を行ってから譲渡します。
他にも、将来的に病気のリスクや発情によるストレスを減らすことができるなどメリットがあります。
・飼い主の意識向上
保護犬がなかなか減らない理由の1つに飼い主の知識不足やマナーの低さがあげられます。
そのため、里親希望の方には事前に犬の習性や必要な病気の予防を理解してもらう講習会、犬とのコミュニケーションの取り方を知ってもらうしつけ教室に参加していただきます。
・アフターフォロー
譲渡後に1週間、1ヶ月、半年、1年という間隔でお家での様子や困りごとがないか連絡を取り、家族も犬も幸せに暮らしていけるようにサポートし続けます。
②教育活動
動物と子どもの教育には深い関わりがあります。
自身を取り巻く周りの環境に非常に敏感で刺激を受けやすい子どもたち(未就学児~中学生)を対象に『いのちの授業』を実施し、保護犬を通して命の尊さや思いやりの心を育む人道教育を行います。
未就学児~小学生には、実際に保護犬に触れて動物にも命があること、温かいことを体験してもらい、犬の体の仕組みや習性、気持ちについてイラストや3択のクイズを用いてお伝えします。
中学生には、上記の内容に加えて日本の動物保護の現状や社会問題解決に向けての取り組みについてをお伝えします。
絵本の読み聞かせ
子どもたちが保護犬に対して絵本の読み聞かせをする取り組みです。
言葉を持たない犬と心を通わせようと工夫し、絵本の読み聞かせをすることで思いやりの心を育みます。
また、そこに大人が介入しないことで積極性や自信を身に付けるきっかけをつくります。
③啓発活動
問題行動が原因で行き場を失ってしまう子を未然に防ぐために現在犬・保護犬を飼っている飼い主さんに限らず、これから犬を迎えようと考えている方に向けて講習会を開催し、
犬の習性やトレーニングの重要性をお伝えします。
また、この社旗問題を解決する為にには、犬の好き嫌いや年齢に関係なくまずは知ることが大切であると考え、様々な場所をおかりして当団体の取り組みや愛媛県の現状を情報発信しております。
How donations are used
フード代、消耗品費、医療費(不妊手術・狂犬病予防接種・混合ワクチン・ノミダニ予防薬・フィラリア予防薬)、設備・運営費など、保護犬・当団体の運営費として大切に使わせていただきます。