Issues we are working on
私たちは、家庭内に居場所がない子どもや、ひとり親の子ども、強い個性をもった子ども、地域に頼ることができない家庭の子どもたちが、心身ともに健やかに成長するための「居場所」を提供する事業に取り組んでいます。
互いに存在を認めあい、互いにやり取りし合う心豊かな子どもに育ってもらうために、自然に触れ合う体験をメインにした活動が特徴です。
当施設は自然に囲まれた岡山県井原市芳井町に位置しており、施設の裏側には小田川があり、夏には川遊びや生き物とのふれあい、山の散策など自然の中での活動をしております。
特に川遊びは子どもたちにも人気があり、その光景は見守る人を笑顔にさせてくれる私たちの宝物です。
その他にも、これから学校や社会で必要な自分で調べる力、解決する力を身に着けるため、パソコンの使い方も勉強中。
「わしがやらねば」には年齢や性別が違う子どもたちがたくさん訪れるので、多種多様な顔ぶれでもお互いを尊重できる場を提供しています。
ここでの体験の積み重ねが、きっと役に立つでしょう。
Why we are tackling this issue
今の日本にはひとり親世帯・共働き世帯が多く、年を追うごとに増えています。
核家族が増え、保護者が病気、失業、別居、離婚となったとき、一番大きな被害を受けるのは子どもたちです。
また、生まれ育った地域ではない場所で育児をする親が増えてきており、地域住民とのつながりが希薄になり、頼れる人がいない状況が増え、子育てを行う方への負担が大きい時代となっています。
このような状況に手を差し伸べるべく、行政による支援も行われていますが、その枠組みからこぼれてしまう家庭も少なくありません。
なぜなら、そういった枠組みを知らなかったり、条件が合わなかったり、必ずしも利用できるとは限らないからです。
私たちは既成の支援の枠に収まらずこぼれてしまう家庭も支援していきます。
井原市の名誉市民「平櫛田中」先生の言葉を借り、「いまやらねばいつできる わしがやらねばだれがやる」の心意気で、私たちはこの地の子育てを支援していきたいと思います。
How donations are used
これからも私たちが、頼れる人がいないなどの悩み事を抱える育児家庭を継続的に支えていくには、皆様からの支援が大きな力になります。
ご支援頂いた資金は、以下のように活用させて頂く予定です。
〈人件費〉
特に若いお兄さんやお姉さんがボランティアに来てくれると、子どもたちはくっつきたがり、とにかく喜び ます。
また、不登校の子へのメール相談や、抱えている事案にも今後対応していきたいと考えており、継続して子どもたちの相手や協力してもらえる人手の確保のため、資金が必要です。
皆様のご支援をお願いいたします。
<活動費>
体験活動を通じて、子どもたちの自己有用感を育てる環境作りを行っています。
「自分は出来るんだ」「人の役に立っているんだ」と思ってもらいたい。
例えば、清掃活動ボランティアがそれにあたります。
子どもたちにゴミを放っておくとどうなるのかを調べてもらい、いろいろな意見を交わしてもらった後に清掃活動を行う。
そうすることでキレイになった活動場所を見るとともに、「世の中の役に立った!」という実体験を大切に活動を行っています。
今後もこのような定期的な活動を通して学ぶ為に、活動資金が必要となります。
=過去の活動例=
・広島県帝釈峡・神龍湖や香川県与島でのゴミ清掃
・鳥取砂丘での緑化防止のための除草作業
・一人暮らしの高齢の方への弁当配り
<整備費>
新型コロナウイルスによる影響で、公園などがつかえなくなったため、新たに外で遊べる広い場所を用意する必要がありました。
また、私たちは主に子育て支援、フリースクールの活動をしており、預かっている子どもたちの年齢、性別も様々です。
子どもたちにも相性があり、一人一人が安心して遊べる場を確保する必要がありましたので、この度土地を用意しました。
確保した土地の整備はこれからという状況です。
子どもたちが外で思いっきり遊べるために寄付していただいた資金を使って真砂土を敷いて整地し、ネット、フェンスを設置する予定です。
次の社会をより良く、明るく、活気のあるものへと変えていく・・・。大木の苗のような無限の可能性を秘めているのが 子どもたちです。
子どもたちを大きくのびやかに育てていくために、寄付へのご協力をよろしくお願いいたします。