Issues we are working on
児童養護施設や里親など、「社会的養護」と呼ばれる公的な支援のもとで育った子ども・若者たちは、親元で育つことが暗黙の前提となっている社会のなかで、学び、働き、暮らすうえでさまざまな困難に直面します。
そんな社会的養護から巣立った子ども・若者たちを応援する「若者おうえん基金」を、首都圏若者サポートネットワークとして設立しました。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
そんな社会的養護から巣立った子ども・若者たちを応援する「若者おうえん基金」を、首都圏若者サポートネットワークとして設立しました。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
Why we are tackling this issue
児童養護施設や里親といった公的な支援のもとで子どもたちを育てていくことを「社会的養護」と言います。
貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、その背景はさまざまですが、日本には社会的養護を受けている子どもたちが、約4万5千人います。一学年に100人の生徒がいれば、そのうち2人は社会的養護を受けているという計算になります。(内閣府「平成27年版 子ども・若者白書」によると、日本の20歳未満の人口は約2,224万8千人であることから算出)
彼らのなかには、幼いころに虐待をはじめとしたつらい経験をしている人も多く、生きるうえでの困難を抱えていることが少なくありません。そのため、ひとりひとりの個性や実情にあわせた丁寧なサポートが必要となります。
しかし、18歳になると彼らは、施設や里親家庭を出て自立することが求められます。また、何らかの事情により、18歳を前に社会的養護の環境から出ていく子どもたちもいます。社会的養護を出ると、親などに頼ることができないため、生活費などもすべて自分で働いたお金でまかなわなければなりません。
経済面のみならず、18歳前後の若者が大人たちのサポートなしに自立するには、多くの困難があります。子ども時代のつらい経験がある若者ならばなおさらです。しかし、当事者の若者が置かれている状況が困難であればあるほど、既存の制度では対応ができません。心ある人たちの持ち出しによって、追い詰められた若者たちの精神面のケアから、徐々に問題を整理して必要な制度を活用できるようになるまで寄り添い(伴走)型の支援などがおこなわれているのが現状です。
子ども時代につらい経験をしたのみならず、自立においてもさまざまな困難を抱える子ども・若者たちを、彼らに寄り添って活動する伴走者たちと共に応援したい。
このような思いのもとに、困難を抱えた当事者の子ども・若者に対して、一対一で継続的な支援(=伴走型支援)をおこなう「伴走者」をはじめ、子ども・若者の支援に携わるさまざまな団体・個人、協同組合、学識者などが集まって生まれたのが、私たち首都圏若者サポートネットワークです。
貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、その背景はさまざまですが、日本には社会的養護を受けている子どもたちが、約4万5千人います。一学年に100人の生徒がいれば、そのうち2人は社会的養護を受けているという計算になります。(内閣府「平成27年版 子ども・若者白書」によると、日本の20歳未満の人口は約2,224万8千人であることから算出)
彼らのなかには、幼いころに虐待をはじめとしたつらい経験をしている人も多く、生きるうえでの困難を抱えていることが少なくありません。そのため、ひとりひとりの個性や実情にあわせた丁寧なサポートが必要となります。
しかし、18歳になると彼らは、施設や里親家庭を出て自立することが求められます。また、何らかの事情により、18歳を前に社会的養護の環境から出ていく子どもたちもいます。社会的養護を出ると、親などに頼ることができないため、生活費などもすべて自分で働いたお金でまかなわなければなりません。
経済面のみならず、18歳前後の若者が大人たちのサポートなしに自立するには、多くの困難があります。子ども時代のつらい経験がある若者ならばなおさらです。しかし、当事者の若者が置かれている状況が困難であればあるほど、既存の制度では対応ができません。心ある人たちの持ち出しによって、追い詰められた若者たちの精神面のケアから、徐々に問題を整理して必要な制度を活用できるようになるまで寄り添い(伴走)型の支援などがおこなわれているのが現状です。
子ども時代につらい経験をしたのみならず、自立においてもさまざまな困難を抱える子ども・若者たちを、彼らに寄り添って活動する伴走者たちと共に応援したい。
このような思いのもとに、困難を抱えた当事者の子ども・若者に対して、一対一で継続的な支援(=伴走型支援)をおこなう「伴走者」をはじめ、子ども・若者の支援に携わるさまざまな団体・個人、協同組合、学識者などが集まって生まれたのが、私たち首都圏若者サポートネットワークです。