Issues we are working on
商品のように評価・格付けされる
現代社会は、他者との比較や成果主義によって常に人の価値が商品のように評価・格付けされます。
自分は大切な存在・居場所の構築
私たちは、既存の学校教育になじめない不登校の子どもや発達障がいの可能性がある子ども等に対して、それとは異なる自分は大切な存在であると感じられるような居場所の構築をめざしています。
理科の分野で子どもの強みを伸ばしたい
さらに、理科の分野で子どもの強みを伸ばしたい親子の想いに寄り添い、愛の心で、科学的素養の育成及び発達支援に関する事業を行い、子どもに将来と希望を与える社会の実現に寄与したいと考えています。
Why we are tackling this issue
不登校生徒がゲームに飽きてくる日がついにやってきた!
不登校の児童生徒は24万4940人となり、不登校の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍に増えています。大分県では、実に中学生の17人に1人が不登校です。社会は個性や独自性、創造性を求めていますが、現実には多様な子どもを受け入れる教育の場が不足しています。公教育では、教員不足により多忙化が極めており、教員が子どもと接する機会がますます少なくなっています。これを「教育制度の破れ口」と考えています。破れ口から将来日本を担う大切な子どもが「どんどん下に落ちている」のが現状です。一方、子どもたちにとって学校以外で楽しい場所があります。それは、ゲームや動画・電子コミックの世界です。こんなに楽しいものはない、一日中、1週間、いや1年でもやっていても飽きない・・・ゲームにはフレンド(友だち)もいるし・・・。ところが、あれほど好きだった飽きなかったゲームや動画が段々つまらなくなる時期が来ます。子どもたちは自宅で「暇、暇、暇」を連発します。保護者の方は、こんのような子どもを自宅に置いて安心して働けるでしょうか?
中学生が学びたいと思う環境があれば・・・
日本財団調査では、中学生が学びたいと思う環境は、「自分の好きなことを突き詰めることができる」、「自分の学習のペースにあった手助けがある」、「常に新しいことが学べる」場所とあります。また、発達障がいには、コミュニケーション能力や学習能力、対人関係、行動のコントロールなどに発達の偏りがあるものの、特定分野では他の子どもと遜色のない,あるいは他の子どもよりも高い能力(強み)を見いだせることがあります。このように不登校生徒の好きな学びを支援して、将来の進路や就労の選択の幅を拡大するために、好きなことや強みを早期段階で支援して伸ばすことは、子どもの自己肯定感や学習意欲を高める効果が期待できるのです。
理科の強みをカタチに・・・理科に特化したフリースクール
独自調査によれば、大分市において不登校で理科が好きな生徒数は69人、発達障害で理科が好きな生徒数が247人います。これらの生徒が「もっと理科の力を伸ばして未来に夢をつなげる」ことはできないのでしょうか?インターネットで何でも学べる時代、教材は豊富にある、でも・・・一緒に学ぶ仲間が欲しいのではないでしょうか? 理科フリースクールマイムは、入会者受入方針「アドミッション・ポリシー」で受け入れる児童生徒像を決めています。これは「傲慢じゃない?誰でも公平に受け入れたら?」と思われる方もいらしゃるでしょう。でも、定員10人と限られているのです。ならば、同じ目標、興味を持っている生徒が集まるのが楽しく、やりがいがあるのでは!思います。お互いに、好きな分野で切磋琢磨する、意見交換する、高め合う、協働するって素晴らしいとおもいませんか?理科フリースクールマイムは、理科に特化した全国でも珍しいフリースクールです。
一 理科分野,プログラミング,モノづくりに興味のある児童生徒
二 上記以外で科学や技術の分野に興味のある児童生徒
三 まなぶ意欲のある児童生徒
How donations are used
- 科学実験に必要な消耗品の購入
- 化学実験に必要な薬品の購入
- モノづくりに必要な機械や工具類
- アルバイトの人件費
- ボランティアの交通費
- スポーツ活動の体育館使用料とボールなど
- 講演会の謝礼
- 行事の活動費
- 光熱費補助
- 家賃補助