Issues we are working on
1地域に根差す社会福祉協議会の体制づくりの推進
2地域共生社会の実現に向けた体制づくりの推進
2-1包括的相談体制の推進
2-2区民同士の交流の場や居場所の整備
2-3地域福祉を支える担い手の養成
3権利擁護、虐待防止の推進
4職員の能力開発の取り組み強化
(第3期渋谷区地域福祉活動計画(令和6年度~令和8年度)より抜粋)
Why we are tackling this issue
日本の人口は減少の一途を辿っており、少子高齢化は急速に進行しています。それに伴い、家族や地域社会の構造も変容し、地域社会における人と人とのつながりや地域に対する関心が希薄化しています。それは渋谷区も例外ではありません。渋谷区は世帯数が増加傾向にあるものの、1世帯あたりの人口は減少傾向にあります。2020年の世帯平均人口は、1,6人で、全世帯の約60%が単身世帯にあたります。高齢者世帯においても、30%近くの方が単身で生活をしています。以上のことからも、渋谷区で暮らす多くの方が社会的に孤立・孤独に陥りやすい状況にあるといえます。
相談窓口の拡充
ひとりもとりこぼさない地域の実現に向けて、既存の相談窓口では、分野や特性を問わずに相談を丸ごと受け止め、支援につなげていく「包括的相談支援体制」を整備する他、新たに「福祉なんでも相談窓口」を開設し、複雑・複合化した相談を受け、関係機関と連携して相談支援を行っています。
居場所の整備
多世代交流施設として「景丘の家」の運営や、地域住民の自主的な活動の場「ふれあい・いきいきサロン」の支援など、高齢・障害・子育てといった垣根を越えて、だれもが集える居場所づくりを行っています。また、地域住民同士が互いに支え合う関係性を築きながら誰もが安心して暮らせる地域づくりを推進するため、「生活支援体制整備事業」にも取り組んでいます。
【参考】
・渋谷区地域福祉活動計画(第3期)
・渋谷区人口ビジョン(令和2年度)
・介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果報告書(令和5年)
その他にもさまざまな事業を行っています。
詳しくは「渋谷区社会福祉協議会」のホームページをご覧ください。
How donations are used
みなさまからいただいたご寄付や会費は、渋谷区社会福祉協議会が実施するさまざまな地域福祉活動に役立てられます
・ふれあい・いきいきサロンや地域で活動する福祉団体への助成
・ボランティア活動に関する相談・支援やボランティア講座を開催
・車いすの利用を希望される方への貸し出し
・住民参加型在宅福祉サービス(やすらぎサービス)の運営 等
当協議会の活動は、区民のみなさまをはじめ、さまざまな団体や機関の方々のご支援によって支えられています。これからも「きづきあい みとめあい ささえあい 共に生きるまち 渋谷」の理念のもと、さまざまな活動に取り組んでまいりますので、みなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。