Purpose
『子どもたちと、子育てに関わる全てのひとたちへ、コンサートを楽しんで、長崎県を知ってほしい。』
子どもたちの未来が生きづらくなるのではないかという事を危惧する中で、子どもたちとその保護者や子育てに関わる人たちへ音楽とともにゆったりとくつろげる時間を提供したいと考えました。
子ども向けのコンサートは多数ありますが、長崎県ではなかなか開催されていないのが現状です。
ベービーカーのままや、車椅子のまま鑑賞ができ、子どもが騒いだり、泣いたりなどで他者や演者に迷惑をかけるのではないかという不安で出かけられないなどの悩みを持たずに観覧できるコンサートがあるといいなと思い今回の音楽会を企画。
その会場に長崎県庁を選んだ理由は、建物がベビーカー、車椅子などでも行き来しやすいバリアフリーで安心な場所であるが、
なかなか足を運ぶ機会のない場所。そこがどんな場所であるか足を運び、実はとても気軽に行けて、そして長崎県の情報もたくさん見て触れて感じられ、子どもたちも自分が生きている長崎県が、こんなに優しく、大きく見守っていると知る事ができ、安心して成長できると伝えられ、また将来子どもたちが巣立ったときに、帰りたい故郷になってほしいとの思いも込めています。
共生社会を生きていく「未来を担う子どもたち」に、ひと時の時間、本物の音楽とともに長崎県を感じてもらいたい。
そして保護者や子育てに関わるすべての人たちへは、気兼ねなく音楽を楽しみ、長崎県の子育て支援の取り組みなども再認識していただいたり、情報交換の場としていただきたいとの思いです。
特別支援学校や盲学校などの様々環境の子どもたちも対象としているので、目に見えること、見えないこと、それぞれちがうみんなとの出会い知る。これは生涯の記憶に残ると信じています。