Issues we are working on
以下について、「豊島区民地域福祉活動計画」に基づき地域住民や団体と共に取り組んでいます。
(※計画の詳細は、当会のホームページでご覧いただけます)
1.誰も孤立しない・させないまち
(1)アウトリーチによる早期発見と早期対応
(2)地域福祉サポーター活動の推進と見守り機能の強化
(3)地域の子どもと家族を支援する体制の強化
(4)権利擁護支援の推進と区民後見人の育成
2.つながりのあるまち
(5)コミュニティソーシャルワークの推進と地域のプラットフォームづくり
(6)多文化共生の地域づくり
(7)地縁団体と知縁団体との連携・協働
(8)地域福祉活動の情報共有と発信
3.地域の元気をつくるまち
(9)多様な地域活動の支援とリーダー育成
(10)防災の視点による地域づくりの推進
Why we are tackling this issue
新型コロナウイルスの影響により、豊島区の人口は一時的に減少していましたが、令和4年から再び増加に転じ、今後も緩やかに増加する見込みです。
外国人比率は区人口の1割を超え、国や東京都と比較しても大変高い割合です。
また、全世帯に占める単独世帯の割合が6割を超え、家族や近隣とのつながりを持たない住民が一定数存在することが推定されます。
首都東京の副都心として発展を続ける豊島区ですが、孤独・孤立の予防が共通した課題です。
いずれの課題も、地域にアンテナを張りながら、住民や団体、さまざまな方とのつながりをつくる必要があり、その役割を担うのが私たち社会福祉協議会です。
豊島区民社会福祉協議会は、社会福祉法に位置付けられた公益性のある団体で、地域福祉の推進役として明記されています。
設立から70年を超える、豊島区きっての福祉の老舗です。これまでの経験やネットワーク力を活かし、豊島区の課題に取り組みます。
How support is used
社会の制度のすき間をうめる事業や地域福祉活動への支援、社会福祉協議会の事業(ボランティアセンターの運営など)に使用されます。
個人会費
社会福祉協議会の運営に関連する費用に使用します。
たとえば、住民が参加する地域課題の情報共有や意見交換を行う「区民ミーティング」の開催や地域福祉活動等に関する「広報」などに使用されます。
団体会費、賛助会費、寄附や遺贈
制度のすき間をうめ、豊島区の地域福祉向上のための事業、活動に使用されます。
たとえば、
子どもの体験格差をうめるために!
「親子ふれあい助成」
ひとり親家庭や障がいをお持ちの児童がいる世帯を対象に、家族でのお出かけをするきっかけとなれるよう、その費用の一部を助成しています。
ボランティアの輪を広げるために!
「ボランティアセンター」の運営
ボランティアに関する相談や広報、学校等に対する福祉教育の実施、ボランティア団体に対するボランティアセンター活動室の貸出し、車イスの貸出し、災害時のボランティアセンター設置などに充てられます。
小規模の地域福祉活動団体を応援するために!
「地域福祉活動団体」への助成
区内には小規模の地域福祉活動団体があり、住民の中には、新たにサロン
を立上げ、住民同士のつながりをつくろうと頑張っている方もいます。そう
した団体の活動を運営していくための資金や立上げ資金を社会福祉協議会が
助成しています。寄付を受けたお金の一部は、それらの費用に充てられます。
単身高齢者の入退院時のサポート、亡くなった後のサポートのために!
備えてあんしん支援事業「はれやか」
豊島区は、高齢者世帯の内、単身で住む方の割合が全国トップです。その中でも身寄りがおらず、入院が必要になった時、亡くなった後の対応(葬儀、納骨、家財処分)に困る方が一定数おられます。そうした方の不安を安心に変えるため、令和6年7月に備えてあんしん支援事業「はれやか」を開始しました。この事業は、社会福祉協議会の独自事業で、みなさまからの寄附を元に運営されています。