Issues we are working on
*画像紹介:すみやま棚田守る会 木寺清太会長(右)とすみやま農らいふ 代表 吉武亮(左)が令和4年8月9日に佐賀県棚田ボランティア協定を結んだ時の様子、手で植える田植えの様子、佐賀大学サークル『ミニリノ』による竹灯ろうづくりの様子
すみやま棚田地域の現状
・これまで炭山の棚田では、すみやま棚田守る会様と地元有志が協力し平成15年から本格的な棚田保全活動に取まれています。そして、令和4年からすみやま農らいふも保全活動の仲間入りを果たしました。
*団体メンバー(企業・団体)
https://drive.google.com/file/d/1InC4dq0Szq51Rx6PbOIu1ct10_jPA5ts/view?usp=share_link
【令和4年の主な活動内容】
1.田植え・稲刈り
2.棚田Camp・竹灯ろう
3.すみやま向日葵畑
*詳細な内容は公式Instagram・Facebookに公開しています。
https://www.instagram.com/sumiyama.a.l
https://www.facebook.com/sumiyama.a.l
・年間通して様々な活動を行っていますが、日本全国の棚田地域と同様に住民の高齢化が進み担い手不足が深刻になっています。
特に炭山地区は12世帯と少なく保全活動をするにも人数が限られています。※引用:伊万里市役所HP https://www.city.imari.saga.jp/3117.htm
また、「米をつくっても儲からん」という米づくり農家さんの声にもあるように他の農作物の年間所得と比較しても格段に所得が低いという課題があります。
引用:農林水産省令和2年 農業経営体の経営収支
営農類型別の農業所得の比較より
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/noukei/einou/r2/einou_shusi/index.html
伊万里市の現状
農業へのハードルが高く新規就農者、特にお米をつくる人が少ないため担い手不足に歯止めがかからず、同時に大学進学・就職によって伊万里市を離れる若者が多いという現状です。
また、伊万里市内には伊万里の豊かな自然を活かした「子どもから大人まで楽しめる場」や「他地域の人との交流の場」が少ないという課題もあります。
Why we are tackling this issue
画像は、美しい景観が保たれた炭山の棚田と耕作されない荒れた田んぼ(同じ炭山の棚田に存在します)
担い手不足=棚田の多面的機能の崩壊
※棚田の多面的機能とは?
1)美しい景観(日本遺産)
2)米づくりの技能(食の安全)
3)地域の文化・伝統(遺産・教育)
4)自然に触れ学ぶ機会(教育・生物多様性)
5)水田によるダム機能(国土保全・災害防止)
といった国土を守り、主食である米をつくり、美しい景観を保ちます。
米づくりが途絶えると荒れていきます。
私たち「すみやま農らいふ」は、
1)棚田の多面的機能を守ることを軸として、
2)炭山の棚田にある豊かな自然と田んぼをそのまま使って、子どもから大人まで楽しめる場や伊万里と他の地域を結ぶ場、三世代が交流する場、さまざまな人が交流する場をつくり
3)田んぼを身近に感じる、農のある暮らしを「田んぼテーマパーク」という形で実現し、「伊万里に暮らしてよかった」、「子どもたちが大人になっても伊万里にまた戻ってきたい」と思える楽しくも懐かしい故郷をつくるために立ち上がりました。
How donations are used
(画像紹介)
第一弾イベント4/15開催『すみやまロケット』発射の様子
第二弾イベントこどもの日5/5開催『すみやま田んぼどろんこ遊び』手形アート&田んぼの中を走る親子の姿
田んぼテーマパークをつくる活動にご支援お願いいたします
・任意団体「すみやま農らいふ」は団体会員に入会費や年会費を徴収しない棚田保全を目的としたボランティア団体として昨年より活動してまいりました。
そのため、昨年開催したキャンプイベントの受付、資料作成、広告活動は役員の時間を使って行い売り上げもすみやま棚田守る会様として計上しています。
正直なところ、昨年同様に今後もボランティア活動の範囲内で行うことも選択肢としてはありました。しかし、米づくり農家の減少、地元住民の高齢化、子どもたちの居場所減少、様々な課題を知っている中でこれらを解決するためのボランティア活動にも限界を感じています。
そこで、私たちすみやま農らいふは、米づくりや田んぼに係る人を増やすために「田んぼテーマパーク」をつくることを決心し、これまで同様に地域住民や企業の支援をいただきながら活動してまいります
・私たちは、集まった寄付金を使い棚田にある田んぼや自然環境の中で子どもたちが思いっきり遊ぶための環境づくりに使用いたします。
子どもたちが遊ぶ場所=田んぼ
という流れをつくるのが田んぼテーマパークの第一ステップです。
そして、子どもと一緒に田んぼに来る大人も巻き込み米づくりや体を動かすことで日本の伝統文化「米づくり」を支えていきます。
その第一歩として、令和5年4月から12月まで1年かけて子どもたちが遊べるイベント活動を行い「田んぼテーマパークの基礎づくり」を行います。
寄付金の使いみち
1)子どもたちが思いっきり遊ぶための安全管理費
・田んぼの草払い、水路整備などの保全に関する人件費と諸経費
2)イベント運営費 、イベント受付、対応人件費
ご支援宜しくお願いします。
ご支援いただいた方には、
田んぼテーマパークで開催したイベントの様子をお届けします。