Issues we are working on
1つ目のミッションは、地元・須磨ビーチのユニバーサルデザイン化です。
まずは「みんなでつくる、ユニバーサルデザインビーチ」を合言葉に、第1弾として「ビーチマット」を導入しました。また、第2弾として、車いすのまま海に入ることができるアウトドア車椅子「ヒッポキャンプ」を導入しました。須磨ビーチでの活動は、さらに続けていきます。
2つ目のミッションは、日本全国のビーチのユニバーサルデザイン化です。
ユニバーサルデザイン化の波を全国に広げるため、「出張ビーチマット(貸し出し)」を行っています。ビーチマットとの出会いをキッカケに、立場に関係なく、みんなが「社会のバリア」について考える機会を創っていきます。
3つ目のミッションは、車いすでアウトドアを障がい者の「できない」を「できた!」に変えることです。
そのため、ビーチ(海)だけでなく畑、山、森林、キャンプ、スキーなど、あらゆる自然と触れ合う機会を提供することで、心や体が感じる刺激を感じ、自分の心の中のバリアを乗り越える感動を感じてもらいたいと思います。
最終的なミッションは、障がい者と社会の心のバリアを無くすことです。
そのために、最も大切なのは「接点」をつくることです。接したことの無い相手が何を望んでいるかを理解するのは難しい。
だからこそ、1~3のミッションを遂行していく中で、障がい者と社会に多くの接点をつくり、みんなが心地よく共生できる感覚、考えを養っていただきたいと思います。
Why we are tackling this issue
1人は、日本で唯一の車いすラフセーバー。
「障がい者は助けられる側」という常識をはねのけ、今でもビーチの安全を守っています。
もう1人は、自称・ポジティブモンスター。
「一生歩けない」という医師の宣告に抗い、今でも毎日歩くためにリハビリを行っています。
2人とも、自分の力だけで今の状況にたどり着いたわけではありません。
外に連れ出し、前向きに引き上げてくれた仲間がいました。
その過程の中で、感じた「感動」…「挑戦をして、仲間のサポートを受け、壁を乗り越えた感動」は、何物にも代えがたいもの経験です。
そして、その感動を、他の障がい者や、悩み・コンプレックスを持った人たちにも感じてもらいたい。
使命感にも似た感情をモチベーションに、今後とも、プロジェクトを続けてまいります。
How donations are used
【寄付金の使い道】
継続的な活動の実現のために・・・
①アイテム導入のための設備投資
ビーチマットや水陸両用車椅子をはじめ、「できない」を「できた!」を実現するために有効なアイテムを導入するために使わせていただきます。
②スタッフへの活動費
我々のプロジェクトの価値は、①のアイテムも重要ですが、それ以上に重要なのはみんなのチャレンジをサポートするスタッフのチカラです。
スタッフとしてプロジェクトに参加するための交通費や食費などの活動実費と、継続的に参加していくため(やりがい搾取にならないため)の人件費として使わせていただきます。
③新アイテムの開発費
既存のアイテムを導入(購入)するだけでなく、今後、新たなアイテムを開発・製作する方向も、2020年以降は模索していく予定です。
具体的なアクションを起こすために、寄付金を有効活用させていただきます。