Issues we are working on
子どもが大きな病気になると、家族の生活は一変します。病気の子どもと親御さんにとってもつらい闘病生活ですが、同じように傷つき、不安や寂しさにぎゅっと蓋をして頑張るきょうだいたちがいます。そんなきょうだいたちが、シャワーのように「大好きだよ」「大切だよ」と、肯定的な言葉や気持ちを浴びて、安心の中で育っていける社会を目指して活動しています。
Why we are tackling this issue
病気や障がいのある子どものきょうだいは、不安や寂しさ、恥ずかしさ、罪悪感、プレッシャー、憤りなど複雑な気持ちを抱えて成長していきます。悩みは形を変えながら生涯続くこともあるのですが、家族支援を考える時、きょうだいの存在や声は見えづらく、サポートの場も不足しています。保護者の方々もきょうだいのことを心配しながら、治療や病気のケアに追われて一緒に時間を過ごせず、悩んだり、ご自身を責めています。病院や地域できょうだいを見守る方々も、何をしてあげられるだろうと悩んでいます。「きょうだいに出会う人はみんなきょうだいの支えになれる人」。きょうだいや家族だけでこの悩みを抱えるのではなく、もっと社会のたくさんの人で関わり、支えていくために活動しています。
How donations are used
きょうだいたちを直接サポートする活動の費用の他、シブリングサポーター(きょうだいの応援団)を増やしつながりひろげていくための研修開催、4月10日の「シブリングデー(きょうだいの日)」に合わせた啓発活動にかかる費用や、これらの事業を支える事務局の運営費として大切に使わせていただきます。