Issues we are working on
子どもたちが自分らしく、そして笑顔でいられる居場所が地域に一つでも多く増えることを願って、現在、以下の事業を実施しています。
☆子育て支援事業
- 子ども食堂''りんごの家"の開催(月1回)
- 困窮している家庭への食料配布(月1回)
- 子ども宅食(子どもの見守りの為の家庭訪問)鈴鹿市委託事業(月2回)
- フードパントリー食品配布(月1回)
- 制服リユース(毎週水曜)
- フードバンク(随時)
- 夕食付学習支援(月2回)
etc
りんごの家では子どもだけでなく、地域とつながりを感じたい親御さん、孤独を感じている高齢者など、たくさんの人々に利用してもらいことで、地域に住む人々が集まる顔の見える地域場所を作ることを目的としています。
昔から伝わるおばちゃん・おじいちゃんの知恵袋や、日本の文化のいいところを子どもや若者たちに伝えてもらったり、反対に子どもたちの無邪気さに癒されたりと、国籍や性別・年齢を超えて、たくさんの人が集い、助け合える場所となるよう取り組んでいます。
また、生きとし生けるもののありのままの姿に感謝して、命を頂く有難さを学び、食文化の基礎を親子で体感できるよう、野菜の収穫や味噌作りなどの食育体験イベントを開催しています。
2023年より開始した制服リユース事業は、鈴鹿市内50か所の学校、公共施設、企業と連携し、回収BOXを設置。地域全体でリユースへの意識を高め、不要になった制服を、制服を必要とする子へつないでおります。
☆不登校の子どもたちの支援事業
- 「みんなの居場所 ラピュタすずか」の開催(週2回)
- 体験活動の開催(畑作業、プログラミング、アクセサリー作り等)(週1回)
- 親の会の開催(年数回)
- ケアミーティングの開催(年数回)
学校に行きづらい子、学校に行かないという選択をした子、今の社会に生きづらさを感じている子、一人で苦しんでいる子――。社会とのつながりを遮断してしまった子どもたちに、「大丈夫。ひとりじゃないよ」というメッセージを届けたい。
学校や家庭、地域に居場所を見出せない子どもや若者たちが安心して過ごせる居場所をつくっていきたいとの思いで、「みんなの居場所 ラピュタすずか」を運営しています。
「ラピュタすずか」では週2回の居場所づくり事業のほか、外部講師を招いての様々な課外授業を通して、子どもたち一人一人がもつ“強み”を見つけ、その強みを伸ばすことで、他者に貢献していけるよう、子どもたちをサポートしていきたいと考えています。
そして、それには親御さんの協力が必要であることから、親御さんを対象に「ケアミーティング」を開催しています。
ケアミーティングとは、相手の問題行動を見るのではなく、相手の幸福を願い、相手の強みを生かした支援をするためのプログラムです。まわりの大人たちが、その子のもつ強みに気づくことで、家庭や子どもたちを取り巻く環境が、本当の意味で”居心地のいい場所”となることを願っています。
☆子どもたちのための多様な居場所づくり事業
- 自然体験活動(月1回)
たけのこ掘り、田植え体験、サマーキャンプ、炭焼き等、季節を感じながら、のびのびと体を動かし他者とのコミュニケーション能力を育みます。
- ボードゲーム倶楽部の開催(月2回)
国内外の60種類以上のボードゲームを取り揃え、子どもも大人も一緒に、年齢や性別を超えて、夢中になって遊べる居場所となっています。初対面の人とも自然にコミュニケーションを楽しめるのもボードゲームの魅力です。
- 「子どものやりたい!やってみよう体験!」の開催(年1回)
子どもたちにさまざまな職業体験の機会を提供することを目的としたイベントです。子ども達がいろいろな職業やDIYなどを体験することにより、より多くの仕事に興味を持ち、作業する過程でどうすればうまく作れるのか工夫することで「自分で考え行動できる人になる」ことを目的としています。。
- 子ども商店街「子ども楽市」の開催(年1~2回)
子どもたちが自分のお店を出店し、自分の力でお金を稼ぐことの面白さや難しさを体験する活動です。子どもたちはお店の準備を通して、考え工夫したり、友だちと協働する楽しさを学んでいきます。
子ども用品を集めたフリーマーケットも開催し、中高生にはアルバイトとしてフリマでの商品管理や販売のほか、小学生店長のサポート役を担ってもらうことで、リーダーシップを学ぶ機会となっています。
その他他団体との子ども向けコラボイベントの開催しています。
☆啓蒙活動
- 子どもを見守る大人の証「みまもりんごストラップ」の普及
- 子育て応援サイト「子ども見守り隊」の制作および運営
☆すずっこ食堂ネットワーク
鈴鹿市の子ども食堂ネットワーク代表・事務局をしています。鈴鹿市の子ども・子育て世帯の居場所を市内に増やしていく事を目的にネットワークを構築しています。子ども食堂を中学校区に一つ、子ども達が自分の足で行けるように子ども食堂が増えて欲しいと考えて、子ども食堂を開設したい!子ども食堂に興味がある、居場所づくりがしたいなど思いを持った地域の人々・団体のサポートを行なっています。
アドバイザーに行政・社会福祉協議会に入って貰いサポート体制の充実を拡大していきます。
Why we are tackling this issue
当法人では、地域に根ざした子育て支援の場として、2016年8月子ども食堂「りんごの家」を開設し、国籍や年齢も関係のないコミュニティ作りに取り組んでいます。
しかし、当法人が活動の場とする三重県鈴鹿市は、青少年育成支援の体制が不十分であり、小中高生の居場所がほとんどないのが現状です。目の前にいる困っている子どもたちを支えたい――子どもたちのニーズに応える形で、当法人の居場所づくりの活動は乳幼児から青年までを対象にと、活動の幅を広げてきました。
不登校、ひきこもり、養育放棄、貧困家庭、外国人家庭など、社会的弱者に陥りやすい環境にある子どもや青年が、笑顔で自分らしくいられる居場所、その子それぞれの“強み”を活かせる居場所づくりを進めていきます。
How donations are used
皆様からいただいたご寄付は、以下の用途に使用させていただきます。
- 不登校生居場所「 ラピュタすずか」の運営費(家賃、光熱費、サーバー代、人件費等)
- 学習支援事業の運営費(教材費、人件費等)
- 子ども食堂の運営費(食材費、人件費等)
- フードパントリーの運営費(食材費、日用品費、人件費等)
ご協力に心より感謝いたします。