Issues we are working on
・貧困生活者に対する教育支援ならびに生活支援事業
・国際相互理解を促進する事業
・現地調査、技術提供のための人材派遣事業
・自然環境保全のための事業
・広報および出版事業
Why we are tackling this issue
ビハール州は、インド国内でも識字率の低い地域のひとつで、その教育水準の低さは、子どもたちの将来にも大きな影響を与えています。
教育格差が広がると、就職の道を閉ざされた子どもたちが増え、職業の選択の自由を奪われることになります。
中流階層が急増しているインドでは格差が顕著になっており、それはガヤ地域の子どもたちにおいても例外ではありません。
私立学校に通える子どもたちは、幼稚園から大学まで英語の一貫教育を受け、塾や予備校に通うことが当たり前になっています。
それに対し、政府の公立学校に通う子どもたちには、ヒンディー語が主要言語、教師が学校に来ない、教科書が配られない、といった、歴然とした学校教育の「質」の格差があります。
また、子どもたちは、そこにただ学校があれば通えるというわけではありません。
家のすぐそばに学校があったとしても、様々な理由により通うことができない子どもたちがいます。
経済的、地域的な教育環境の格差により将来の夢が閉ざされる、また一生の経済格差につながるため、
現地の無償(一定の収入のある家庭は一部負担を依頼)で通えるNGOSCHOOLを現地のNGOパートナーと共に2校運営しています。
また、教育を受けた子どもたちが自立し最低限の生活を送れるように、
女性支援事業、農業支援などの活動も支援しています。
How donations are used
ご寄付いただいたお気持ちをインド現地NGO法人ニランジャナトラストへ寄付させていただきます。
現地法人では、学校運営資金が大半の使用用途になりますが、その他孤児院運営、女性就労支援、農業プロジェクトなどにも使用させていただきます。
また、新型コロナウイルスの拡大によりインドの学校では半年以上休校となりました。
その結果、裕福なご家庭では各自のPCやモバイルを使用してオンラインで授業を受け、
一方で貧しいご家庭は、教育を受ける機会を奪われました。
そのため、格安スマートフォンを購入し機材のないご家庭にはスマートフォンを貸し出し、
オンライン授業の実施や医療が整っていない地域なので、
衛生教育の啓蒙活動なども実施しました。
教育を中心に活動の範囲を広げられていることも、多くの方々のご寄付のおかげです。