Issues we are working on
- 私たちが取り組んでいること
NPO法人 学校の話をしよう は、「先生、子どもたちや学校に関わるすべてのみなさんと「対話」から未来をともに創りだす」をコンセプトに、実際に学校にお邪魔して対話を通した学校での未来づくりを校内研修やワークショップという形でご一緒させていただいたり、先生方のラーニング・プログラムの企画・運営を実施しています。
- 目指したい未来
誰も答えを持たず、先が予測できない時代の中でも、
・自ら考え自分の人生を生きることができ、他者と協働し自分たちの未来や社会を創ることができる。
・自分も他者も尊重し合いながら幸せに生きることができる。
そんな人で溢れる世の中になったらどんな時代が来たとしても、豊かな人生、豊かな社会になっていくのではないでしょうか。
そして、学校教育の場で一人ひとりがこれらの体験をもち、体験を通じて力を育むことが未来をつくることにつながると思っています。
- 今、必要とされていること
目指したい未来に向けて、これらの体験を学校で育むには、学校をに関わる機関や関係者自身が体現し、他者へ育むことができる力をつけていくことが必要です。
子どもと直接接することになる先生や学校運営者は今まで以上に重要な存在となります。
しかし、自らが学生時代に受けてきた教育、そして教員になるために学んできたことだけでは対応は難しくなっているのも事実です。
Why we are tackling this issue
団体の活動としては、2019年からは学校の先生向けの学びの場や学校に訪問し先生方の対話の機会を創ることを通して、先生方と一緒に学校や教育の変化を創り出す活動を行わせていただいています。
私たちはその活動の中で行政に関わる方々の声、先生の声、保護者の声、子どもたちの声を聞かせていただきました。
教育は様々な役割を担う組織があり、様々な関係者がいることで支えられている一方で、関係者が多い分、子どもへの最終的な願いは重なり合っていたとしても、変化がスムーズに進まないことも多々あります。
また、前述したように自身の過去の学びや体験の延長ではなく、新しい体験や学びも必要になっています。
そこで私たちは、教育に関わる関係機関や関係者の皆様と一緒に日本の教育の変化を創り続けることができるよう、変化を生み出すことに役立つ知見やリソースを届ける役割として、非営利団体を立ち上げることを決意しました。
How donations are used
公立の学校には、未来づくりのための時間を捻出することさえも難しく、さらには予算もないのが現状です。
ただ、私たちは、すべての子どもたちが教育を受ける機会のある公立の学校で、継続的に取り組みをすることの大切さを強く感じています。
ご支援いただいた寄付金は主に下記の2つのことに活かしていきたいと考えています。
- 下記の取り組みを公立の学校にも届けていくための企画、運営費等
学校の対話型組織開発(校内研修の企画、実施)
学校の組織サーベイの開発、実施
学校で実施する対話型ワークショップの企画、運営
- 活動の中で得た知恵を、日本全国に届けるための仕組みづくり等
対話から未来をつくる学校が集うカンファレンスの実施
学校の対話型組織開発の知恵を学校に届けていく活動