Issues we are working on
この活動を始めたきっかけは、子どもが学校に行けなくなって一番困った、日中の活動場所が身近にないことからでした。
せっかく見つけたところにお金を払って入っても、子ども本人が行かないと親は経済面でも精神面でもダメージになり、子どもとの接しかたにも悪影響が出て負のループに。なんてこともあります。費用が発生することで子どもに決定権がないことも大きな問題です。
行き先を模索する中で、子どもが自分なりの育ち方・学び方のできる場所が減っていると感じ、
学校以外に地域資源として親にも子にも負担のない無料で利用できる場所を作ろうと立ち上げました。
大人に過剰に管理されず子どもが安心して自身の持つ能力や特性を発揮し自主的に活動できる場所にしたいです。
また、不登校を含む様々な事情のある子どもと関わることで、目の前の『その子』を見て対応について知ってもらいたいです。
子どもと大人が遊びを通じた協働の場でそれぞれの生きやすさを身につけ、発達や特性など子どもの育ちについての知識を地域の大人に知ってもらうことで誰もが暮らしやすい社会になるのではないかと思います。
Why we are tackling this issue
学校という子どもにとっては大きな社会からはじきだされてしまった子や、家庭で安心して過ごせない子、社会に排除されたと感じる子たちの傷つきは、深いです。その傷付きは『子どもたちがそのままで受け入れられる』ということを実感することでしか解消されません。どこに行っても理解されないと感じることで子どもたちは何重にも傷ついてしまいます。
子どもたちが自分の感情を素直に出せる環境で、好きなことや嫌なことを自分で知り、自己理解することが生きやすさに直結するので
一人ひとりが思いのままに気持ちを表現できることが大切です。
また、地域と関わりの中で人とつながることで子どもも大人も自分の住む町を『居場所』と感じ、人に受け入れられる経験をすることで自分の存在を肯定的に受け入れられるのではないかと思います。
How donations are used
日々の運営費用に使います。子どもと安心して自由に過ごすための場所や人員の確保、子どもたちが取り組みたいと思ったものに熱中できるような環境作りや物品の用意のために使います。
【現在までの活動内容】
週1~2回の遊び場開催
地域イベントへの参加
フリーマーケットやマルシェでのワークショップ出店
子どもの悩みを持つ保護者のお話会