Issues we are working on
団体が実施する2つのアウトリーチ事業の柱
「デジタルソーシャルワークとアナログソーシャルワークのハイブリッド型アウトリーチ事業」
・ひとり親家庭アウトリーチ支援 「親子のSOSを見逃さない」
宇都宮市において、生活に問題を抱え、孤立したひとり親家庭に定期的に食材や日用品を届ける子ども宅食「宮っ子だいじ便」を実施しています。
LINE公式を活用した利用申し込みにより申し込まれたひとり親家庭に「宮っ子だいじ便」の配達をきっかけに、その親子が抱えた問題解消に取り組み、必要とする支援をワンストップで提供して、それぞれの家庭のニーズにあわせた様々な支援へと結びつける、「届ける、つながる、つなげる」サポートを行っています。
ひとり親が抱える問題を解決し、親が笑顔を取り戻すことで、その家庭の生活の質が向上し、その子どもたちの健全育成に繋がります。
ひとり親の支援に重点をおいた活動です。
・子ども見守りアウトリーチ支援 「子どものSOSを見逃さない」
宇都宮市の公立・私立の小中高校に通う、すべての子どもたちを対象に学校を通じてQRコード入りの相談カードを配布して、24時間365日対応の匿名方式チャット相談事業(LINE公式を活用した宮っ子SOSチャット相談「あのね、」)を実施します。
相談内容から、緊急性が高い事案や要支援と思われる事案(被虐待児やヤングケアラーなど)については、相談者に直接アプローチして積極的に介入、問題解決に向け、積極的にアウトリーチ活動を実施します。
また、「ひとりじゃないよ」をコンセプトに、子どもの居場所@オンラインサロン「子どもエンジン(円陣)」を開設します。
(対象範囲:全国)
もちろん会員登録、エントリーは無料、入退室自由で、毎回テーマをいくつか設けますが、子どもたちにテーマを自由に決めてもらい、
言いたいことを言うのもよし、話し合うもよし、聞いてるだけでもよし、子どもたちの自由な居場所を提供します。
Why we are tackling this issue
私たちは、24時間365日、ひとり親家庭や助けが必要な子どもたちにアウトリーチ型支援を行っているNPOです。
アウトリーチとは、こちらから積極的に出向き、必要な人に必要なサービスと情報を届ける支援スタイルです。
生活に困っていたり、悩みや問題を抱え孤立してしまうと、サポートが必要でもSOSを発信できず、また助けを拒んでしまうことも少な くありません。また、困難な状況下であっても援助の必要性を自覚していなかったり、相談意欲がないまま支援から取り残されてしまう場合もあります。
行政などの公的支援やその他の民間支援サービスを受けるために、直接その施設に出向かなくては行けない現状(受動的、申請主義)に対して、
「そもそも支援情報を知らない」
「手続きが面倒」
「貧困や悩みを他人に知られたくない」
「周囲の目が気になる」
「平日の日中に仕事を休んでまで役所に行けない」
「以前に行政に相談や行ったり、支援サービスを受けに行ったことがあるが、嫌な思いをした」
「窓口に相談に行ったり、支援サービスを受けに行くこと自体が恥ずかしい」 等々、
様々な理由により、公的支援やフードバンク、子どもの居場所、子ども食堂などの利用を敬遠する人が多いのが実情です。
そこで私たちは、そのような困難を抱える家庭にアプローチするため、相手からの相談を待つのではなく、あらゆる手段と方法でこ
ちらから積極的に出向き、寄り添い、共に問題解決を目指すアウトリーチ支援に取り組んでいます。
How donations are used
人件費、管理費などを除く、事業活動に活用させて頂きます。
全ては活動エリアの孤立したひとり親家庭、子供たちのため、
下記の項目に対して、大切に、かつ有効的・効果的に活用させて頂きます。
・お届けさせていただいている食材等の購入費
・アウトリーチ活動での交通費、燃料費
・事業に関わる消耗品費