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不登校児童生徒数が全国でもワースト4の長野県
長野市の南に位置する千曲市にて、市内唯一のフリースクール「オレンジファム」を運営しています。
長野県は不登校児童生徒数が全国でワースト4に入っている都道府県です。
千曲市でも現在小中学校合わせて150人以上の子ども達が学校から足が遠のいている状況となっています。
市内には5つの教育支援センターがありますが、学校の敷地内にあることで通うことが困難な子どもたちもいます。
また、受け皿となる場所やサポートできる人員体制が整っていません。
学童が使えない、放課後の居場所問題
小4の壁と言われるように、小学校高学年になると学童が使えなくなってしまう地域があります。
また、親が共働きの家庭も多いため、子ども達が気軽に友達の家へ行き来することができなくなっています。
近年の猛暑もあり、夏の外遊びも時間帯によっては熱中症の危険があることから、安心して居れる子どもの居場所、遊び場が少ない現状です。
中高生は約4割が学校から家に直帰
中高生は部活やバイト先が居場所となっている子どもたちもいますが、約4割の子ども達は学校から家に直帰しているというアンケート結果が出ました。
長野県はワースト4位の若者の自殺率も高い県です。
家族や先生以外のリアルな多世代との関わりなどを通じて様々な価値観に触れる機会や体験の場、いざという時に相談できる「斜め上の関係性」の存在が必要なのではないかと考えています。
Why we are tackling this issue
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子どもたちの心を温めて自分の「好き」を発見し追求していける活動の場を作る
不登校児童生徒が増加傾向にある中、公教育の在り方が問われていますが、今すぐ公立の小中学校が変わることは難しいかもしれません。
そんな中、民間だからこそできる「多様」かつ「柔軟」な学びの場を提供する必要があると考えています。
そこで私たちは、「オレンジファム」を2023年5月に立ち上げました。
オレンジファムでは、参加するもしないもOK、何をするかも自分で決めることができる自己決定、自己選択ができる居場所です。学習支援や週1回の子ども食堂もあります。また、地域の博物館、キャンプ場、川、文化財、動物園、公園などを課外活動に利用したり、地域の方の協力を得てモノづくり体験、キャンプ活動などもしながら、自分らしさをつぶさずに「好き」を発見し追求できる場づくりをしています。
10代が集える放課後の居場所「ファボプレイス」と「駅ナカ居場所カフェ」
2024年8月には第2拠点になる10代の放課後の居場所「ファボプレイス」を立ち上げました。こちらは、学童が使えなくなってしまう小学校高学年の子ども達の遊び場と、中高生が自分の「好き」を追求したりチャレンジできる活動拠点としての機能を兼ね備えています。
また、期間限定で屋代駅内の交流スペースを利用した「駅ナカ居場所カフェ~出張ユースセンター」は、学校帰りの高校生の憩いの場です。
10代の居場所は「ユースセンター」とも呼ばれ、放課後や休日などの時間に、ユース(若者たち)が集い、ロールモデルとなる人と出会い、ボランティアやプロジェクト活動など、さまざまなことにチャレンジしながら学びを深めていくことができます。
まちが本来持つ教育的な機能の底上げと、まち全体で子どもを見守る眼差しをはぐくんでいく
教育を軸としたまちづくりから長野県千曲市を盛り上げ、地域のすべての子ども達が明るい未来を感じられるよう、まち全体で子どもを見守る眼差しを育んでいくことを目指していきます。そして、地域で育った子どもたちが県外や市外に出てからも「また帰ってきたい」「地元に貢献したい」と愛の循環が生まれることを願っています。
How donations are used
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地域の子ども、若者たちが集う拠点の維持に使わせていただきます
①放課後の子ども、若者の居場所「ファボプレイス」の家賃
月に10万円の家賃を認定NPO法人カタリバからの補助金より支払っていますが3年間限定のため2026年2月までという期限があります。千曲市「子どもの居場所づくり支援事業交付金」は、食事提供がないと対象とならないため利用できず、2026年3月からは自走していかなくてはなりません。
②放課後の子ども、若者の居場所「ファボプレイス」の人件費
現在は、週3回ボランティアで運営していますが、今後は有償でスタッフを雇いたいと思っています。
③フリースクール体験活動の講師謝礼金
現在は、各家庭負担、または信州子どもカフェ事業助成金よりまかなっていますが、助成金は3年間の期限があり2025年度までとなります。