Issues we are working on
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神戸市北区にある農村地域、淡河町。
全国の農村地域の例に漏れず、急激な少子高齢化の波が押し寄せています。
町内の人口は5年前の3000人から、あっという間に2700人まで落ち込んでいます。
町内にある2つの小学校も、新入生は片手で数えられるほどになってしまいました。
日本全体で人口が減っていく中、無理に昔の人口に戻したいということはありませんが、淡河町という農村の営みをどうやって維持し、そこに暮らす人々が「ここで暮らせてよかった。」と思え、次世代がここに住み続けたいと思うまちづくりをするか、そんなことがここ数年待ったなしで降りかかっている課題です。
全国の農村地域の例に漏れず、急激な少子高齢化の波が押し寄せています。
町内の人口は5年前の3000人から、あっという間に2700人まで落ち込んでいます。
町内にある2つの小学校も、新入生は片手で数えられるほどになってしまいました。
日本全体で人口が減っていく中、無理に昔の人口に戻したいということはありませんが、淡河町という農村の営みをどうやって維持し、そこに暮らす人々が「ここで暮らせてよかった。」と思え、次世代がここに住み続けたいと思うまちづくりをするか、そんなことがここ数年待ったなしで降りかかっている課題です。
Why we are tackling this issue
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そんな淡河町に、1つのご縁が降りてきました。
参勤交代の大名も利用したとされる「淡河宿本陣跡」が、50年以上の空き家期間を経て活用できるようになったのです。
敷地内には、2階建て本瓦葺きの大屋敷や茶室、白壁の土蔵等美しい建築が残っており、そこに投入された古の匠の技術や建築資材の素晴らしさは息を呑みます。淡河で一番由緒ある建物と表現する人もいるくらいです。
地域の有志メンバーで「一般財団法人淡河宿本陣跡保存会」を立ち上げ、地元のメンバーで知恵を絞りながら、改装やイベントを行っています。
実は数年前、まだ本陣跡が使えるかどうか何も分からなかった時、保存会代表理事であり建築士の村上は、こんな絵を描いていました。
そして現実の中に、こんな瞬間が生まれました。(画像参照)
確実に、地域のコミュニティスペースとして、その役割を発揮し始めています。
少しずつ改装を進めていますが、まだどのようにして使うかも明確には決まっていません。
食事ができる場所、レンタルスペース、コワーキングスペース、駄菓子屋、ギャラリー、BAR、ゲストハウス…。
地域のおじいちゃんおばあちゃんがゆっくりお茶を飲める場所に。
地域の若者や子どもたちが「うちの町にはこんなおもろいとこあるで!」と自慢できる場所に。
外から遊びに来てくれる方が「ああ、あの本陣でコーヒー飲んで癒されよう。」と立ち寄ってくれる場所に。
妄想だけは無限大ですが、この考えていくプロセスが大切なのではないかと思って活動を続けています。
誰か著名な人を呼んで一気に事を進めるのではなく、緩やかに緩やかに、住民の頭と手足を使って本陣跡を作り上げていきたいと思っています。
高齢化の問題、雇用の問題、耕作放棄地の問題。
農村地域が抱える問題は、数えればキリがありません。
一方で、それを無理矢理解決しようと思っても、さらに大きなひずみができてしまうだけではないでしょうか。
笑える場所は、地域にあるか。
一番大事な部分は、ここにあるのではないかと思います。
誰にとっても、自然に笑えてしまう場所を。
淡河から離れてしまった人も、淡河に帰ってきたら、集合できる場所を。
そんな本陣跡をずっと維持していくために、みなさんの力を貸してください。
仲間になってください。
どうぞよろしくお願いします。
参勤交代の大名も利用したとされる「淡河宿本陣跡」が、50年以上の空き家期間を経て活用できるようになったのです。
敷地内には、2階建て本瓦葺きの大屋敷や茶室、白壁の土蔵等美しい建築が残っており、そこに投入された古の匠の技術や建築資材の素晴らしさは息を呑みます。淡河で一番由緒ある建物と表現する人もいるくらいです。
地域の有志メンバーで「一般財団法人淡河宿本陣跡保存会」を立ち上げ、地元のメンバーで知恵を絞りながら、改装やイベントを行っています。
実は数年前、まだ本陣跡が使えるかどうか何も分からなかった時、保存会代表理事であり建築士の村上は、こんな絵を描いていました。
そして現実の中に、こんな瞬間が生まれました。(画像参照)
確実に、地域のコミュニティスペースとして、その役割を発揮し始めています。
少しずつ改装を進めていますが、まだどのようにして使うかも明確には決まっていません。
食事ができる場所、レンタルスペース、コワーキングスペース、駄菓子屋、ギャラリー、BAR、ゲストハウス…。
地域のおじいちゃんおばあちゃんがゆっくりお茶を飲める場所に。
地域の若者や子どもたちが「うちの町にはこんなおもろいとこあるで!」と自慢できる場所に。
外から遊びに来てくれる方が「ああ、あの本陣でコーヒー飲んで癒されよう。」と立ち寄ってくれる場所に。
妄想だけは無限大ですが、この考えていくプロセスが大切なのではないかと思って活動を続けています。
誰か著名な人を呼んで一気に事を進めるのではなく、緩やかに緩やかに、住民の頭と手足を使って本陣跡を作り上げていきたいと思っています。
高齢化の問題、雇用の問題、耕作放棄地の問題。
農村地域が抱える問題は、数えればキリがありません。
一方で、それを無理矢理解決しようと思っても、さらに大きなひずみができてしまうだけではないでしょうか。
笑える場所は、地域にあるか。
一番大事な部分は、ここにあるのではないかと思います。
誰にとっても、自然に笑えてしまう場所を。
淡河から離れてしまった人も、淡河に帰ってきたら、集合できる場所を。
そんな本陣跡をずっと維持していくために、みなさんの力を貸してください。
仲間になってください。
どうぞよろしくお願いします。