Issues we are working on
障がいのある方々が地域でともに安心して暮らし、働き続けること。その「当たり前」が、まだ十分に届いていない、以下のような現実があります。
・就労継続支援B型に通う約46万人のうち、多くが生活を支えるには厳しい工賃で働いています
・丁寧な手仕事や働く意欲が、社会の中で過小評価されています
・「しごと」に加え、「くらし」を支える環境 グループホームなどの住まいの選択肢も地域によってばらつきがあります
私たちは、販売支援や商品開発支援をはじめ、暮らしづくりや表現活動を通じて、少しずつ社会との接点をつくり直すことで課題の解決に取り組んでいます。
Why we are tackling this issue
私たちトゥギャザーは、障がい者と社会の架け橋として、これまで約25年にわたり活動を続けてきました。
「働くこと」は、ただ収入を得るための手段ではありません。 その人らしさが活かされ、自信につながり、社会とつながることのできる、そんな豊かな時間でもあると私たちは考えています。
だからこそ、障がいのある方が自分らしく、安心して働ける場所を築くことを大切にしています。
障害者就労継続支援B型事業所は、いまや16,000以上。そこでは46万人を超える方々が、それぞれのペースで仕事と向き合っています。 しかし、月に数千円〜数万円という工賃では、働くことの大切さやその人が持つ力が、十分に報われているとは言い難い現状です。
この課題は、経済だけでなく、私たちの社会が「他者のしごと」や「ひとりひとりの存在」をどう受け止めているかを見直すきっかけになるのではないでしょうか。
「手でつくること」「表現すること」「働くこと」それらすべてに、尊厳と物語があります。 私たちは、障がい者の「しごと」を、地域の文化や社会の価値と結び、誇りある営みとして再定義する挑戦を続けています。
How donations are used
みなさまからいただいたご支援は、障がいのある方々の「しごと」や「くらし」を支えるため、以下の活動に活用させていただきます。
<イベントの開催費>
障がい者が活躍する販売会や啓発イベント(ふれあいトゥギャザーなど)の運営費。会場費・設営・人件費・広報活動に活用します。
<常設店舗・オンラインショップの広告費>
障がい者事業所でつくられた商品の販路拡大に向けて、WEB・SNS・チラシなどを通じた情報発信に活用します。
<商品開発費>
素材調達、製造、パッケージ制作、専門家との連携による品質向上など。事業所の独自商品づくりのために活用します。