Issues we are working on
こんにちは
私たちは2020年12月にボランティアとして
設立したこぼんのうから派生した
特定非営利活動法人子ぼんのうです
・子どもの貧困と地域の食支援
・子どもの居場所と学習支援
・ワンオペ育児を含む子育て支援
・自治会加入者が減少している地域課題
これらの大きな4つの課題に対して、私たちは以下の取り組みを行っています。
①【こぼんのう食堂】
利用者を子どもに限定せず、地域の皆で利用できる、ぷちレジャー付きの子ども食堂です。
②【ぷちこぼんのう】
食品ロスを解消するとともに、必要なご家族への食支援を行います。
地域のフードバンクや食支援を行っているNPO法人から食材を提供していただいています。
③【こぼんのうかふぇ】
地域サロンとして多世代交流を目的に、地域の困りごとや課題について気軽に話し合える場を提供しています。
社会教育につながる各種セミナーも開催しています。
④【こぼんのうひろば】
子どもの居場所と学習支援を提供し、特に塾に行ったことがない子どもたちに対して手厚い学習指導を行います。
距離感を保ちつつも気軽に「ちょっとお砂糖貸して」と言い合えるような、顔が見えるご近所付き合いを実現していきます。
⑤【子ぼんのうきっちん】
キッチンカー事業であり、上記4つを下支えするための収益活動です。
ボランティア弁当をメニューに加え、売上金の一部を子ども一人分の食事代の一部として提供する仕組みを作ります。
また、こぼんのう食堂を移動式にし、今後は「あさカフェ事業」にも参入していきたいと考えています。
万が一に備え、災害時の炊き出し拠点となるために、電気自動車ベースのキッチンカーを購入します。
子育てママたちの雇用促進にもつなげ、ママたちにとって都合の良い働き方を追求していきたいと考えています。
以上の取り組みを通じて、地域社会のさまざまな課題に取り組んでいます。
Why we are tackling this issue
子ども食堂のイメージ
子どもの貧困や、何らかの事情で親が子に食事を与えられないといったイメージを持たれることが多いでしょう。
きっかけ
こぼんのう食堂が利用者を限定しない子ども食堂にしようと決めた理由は、過去に他の地区の子ども食堂を利用している子どもが誹謗中傷を受けたことを聞いたからです。
コロナ禍の中、パート勤めだった母親たちの仕事も収入も減る一方でした。その中で唯一のメリットは「余暇」が生まれたことでした。こうした母親たちのピンチにこそ、横のつながりがありがたく感じられ、本当に必要な子どもやご家族に温かい食事を届けたいという思いを持つママ友たちが集まり、家庭の味で調理をすることになりました。
こぼんのう食堂をオープンしてみて
こぼんのう食堂がオープンして3年が経ち、リピーターも増えると同時に、各家庭の諸事情や子育て中の母親たちの悩みや困りごとを聞くようになりました。それらの悩みを解決するための一助となれるように《こぼんのう食堂》や《ぷちこぼんのう》から《こぼんのうかふぇ》や《こぼんのうひろば》といった活動へと広がっていきました。
しかし、「経済的に食事に困っているわけではないけれど、週末の仕事帰りに立ち寄れる気軽なテイクアウトとして」利用しているワーママ世帯が多いことがわかってきました。
こぼんのう活動を継続するために、また、こぼんのうと一緒に食事に困っている子どもや家族を助けたいという気持ちのある方には募金やご寄付をお願いしていますが、1食で食材を15品目摂取できるメニューに対して《子ども0円、大人200円以上の募金のお願い》で、「大人が200円しか払わないのはおかしい」と、お札を置いていってくださるワーママはほんの一握りです。
ボランティアが持ち出しをせずに済むだけの募金はなかなか集まりません。
それでもチームこぼんのうは「子どもを助けるためにはママを助けなければ」ということを理解できていましたし、《子どもは無料》の設定で続けたいという思いで、現在、多くの助成金に応募を繰り返し、物価高騰の中でも食材購入にはあまり困ることなく活動を続けています。
子育て支援を地域でも
保育園、幼稚園、小中学校から保護者に向けて「共育て」という言葉がよく聞こえてきます。母親たちの困りごとを聞く中で、地域でも「共育て」は可能ではないかとチームこぼんのうは考えています。そのためにはまず、ご近所同士の顔が見える程度の気軽な付き合いができるようにすることが大切です。
そこには長年住んでいる人も、最近引っ越してきた人も関係なく、また既に出来上がっているコミュニティ等の「垣根」を超えてつながることができるように、こぼんのうかふぇにはイベントやセミナーに参加するうちに自然と仲良くなれるきっかけがあります。
こぼんのうかふぇでは多世代交流を、こぼんのうひろばでは子どもたちへの直接支援を行っています。
理想を掲げることはキリがありませんが、少しずつ利用者が増えてきており、まだまだ告知不足を感じていますが、誰一人取りこぼさない地域社会の実現を目指してコツコツと活動し、一助となりたいと考えています。
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以上が課題に取り組みたい背景と理由です。
【りじちょうの独り言】
こぼんのう食堂から始まった
過去3年の活動実績↓
https://www.instagram.com/kobon2020nou/
ネーミングは還暦を前にして亡くなった実父が子煩悩だったことからです。
実父が残した土地を継いだ実弟の理解を得てこぼんのう活動をさせてもらっています。
昭和時代の母親たちはよくご近所さんに「お砂糖貸して、お味噌貸して」のやりとりをしていて、ついでに「煮物作り過ぎちゃったから~」とお味噌の代わりにおかずを届け合って楽しそうだったのを見て育ちました。
小学校6年、中学校1年時に「女子同士の言い合いからクラス内に飛び火した」イジメを経験しました。
高校時代に両親は離婚し父方で弟妹と過ごすことになりましたが、それなりにたくましく育ちました。
この頃までに大人たちだけでなく人間関係の「しがらみ、既得権益、長い物には巻かれろ」に辟易しました。
その反対側で、高校時代にクラスメートの親御さんが我が家にお夕飯のおかずを届けてくれることもあり、当時はお腹を満たすことだけで精いっぱいでしたが、その後「恩返しできないでいる自分」を悔やんでいます。
性格は、短所の「お節介」が過ぎないように気を付けて「面倒見が良い」ことを長所としています。
子どもの頃には気づかなかったことも、大人になるにつれ経験し身に着くこともあり、
こぼんのう活動を始めてからは特に「恩送り(贈り)」を意識するようになりました。
高齢出産高齢育児中の自称:活力母ちゃんです。
家族と周りのみんなに支えられてここまできました。この活動が次世代にも何らかの形で受け継いでもらえたらと願っています。
究極の理想は「子ども食堂」が全国からなくなる事です。
こぼんのう活動が無くても地域社会が安心安全で、傷ついても失敗しても立ち直れて、みんなが仲良く心豊かに暮らせることだと思っています。
How donations are used
キッチンカー購入費の一部(頭金)に使います
【こぼんのう食堂】にお呼びがかかっている?!
座間市小松原という地区にて始まった《こぼんのう食堂》ですが、
コロナ禍での感染症対策のうちの1つ「予約制」にしています。
すると隣だけでなく少し離れた地域の方も自転車や車でやってきて、
「通勤途中なんです」「保育園の帰りなんです」とご利用があります。
半年も経たないうちに「こっちでも子ども食堂があれば良いのに」と聞くようになりました。
チームこぼんのうには「調理師」「管理栄養士」がいます。
理事長はこぼんのう食堂が始まる前に「食品衛生責任者」の講習を受けてきました。
2、3年に1度は救命救急講習も受けています。
ボランティアとは言え人様の口に入るものを提供するのです
無責任ではいられません
そういう部分を踏まえるとボランティアで簡単には子ども食堂を立ち上げられないのです。
チームこぼんのうも、集合してからオープンまで5カ月以上かかりました。
「子ども食堂をやってみたいけれど準備や運営や会計が難しい」と躊躇している方も多いと聞きます。
それでも「受付や配膳を手伝いたい」と言ってくださる方はその地域ごとにいらっしゃるので、
「だったらこぼんのう食堂を移動式にすれば良いのでは」となり、
台所を動かす・・・
キッチンカーだ!となりました
初年度はスタッフの事情があり棚上げになっていたキッチンカー計画でした。
今年度こそ計画実行に移します。
図1のように4つのこぼんのう事業《ボランティア》を下支えするのがキッチンカー事業です。
先にも記しましたが、
①こぼんのう食堂
②ぷちこぼんのう
③こぼんのうかふぇ
④こぼんのうひろば
以上、4つを下支えするための唯一の収益活動です。
ランチタイムにはリクエストがある近隣企業を回り、
ボランティア弁当をメニューに加え、売上金の一部を子どもの食事代の一部に充てる仕組みを作ります。
子育てママたちの雇用促進にもつなげ、ママたちにとって都合の良い働き方を追求していきたいと考えています。
・こぼんのう食堂を移動式にします。
・あさカフェ事業に参入していきます。
・災害時には炊き出し拠点となります。
・環境に配慮した電気自動車ベースにします。
結果、一般的に運営が厳しいと言われる「特定非営利活動法人」が健全に自立していけるようにします。
そのためのキッチンカー購入の頭金にしたいです。
長文にお付き合いくださりありがとうございます。
ご理解とご賛同をいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。