Purpose
グリーフケア・ネットワーク群馬
~悲しみの中にいる誰もが自分を責めたり、一人で抱え込むことなく、グリーフに適応するための適切なサポート(グリーフケア)が身近にある地域へ~
★『グリーフ』と『グリーフケア』とは
グリーフとは、「深い悲しみ」や「悲嘆」な状況のことを言います。広義では形見の品を失ったり、家や職を失うこともグリーフと言えますが、特に大切な人との死別による悲嘆な状況のことを指します。
グリーフは誰にでも起こる自然な反応ですが、感情のみならず肉体的にも様々な症状を引き起こします。深い悲しみを乗り越えたり、回復することはできませんが、適切なケアを行うことで、大切な人が居なくなってしまった世界において何とか生きていくための適応をしていくとは可能です。それが、グリーフケアです。
●広める
現在グリーフにある方も、介護や看病をされている方も、一般の方も、自分にも身近な人にも誰にでも起こる大切な人との死別とグリーフについて知る機会をつくります
・講演会の開催
・リーフレット、事例集、ガイドブックなどの作成、配布
●ケアの場
現在グリーフにある方を対象として、心の中を整理し、安心して涙を流せ、当事者同士がつながることのできるケアの場をつくります。この場だけではなく、その後地域の中での支えあいの自助グループとしての活動等へ発展の可能性のあるコミュニティを育てていきたいと思っています。
・大切な人を亡くした方のためのグリーフケア座談会(年2回)
・お子さんを亡くした方のためのグリーフケア座談会(年3回)
・悲観回復ワークショップ(年1回)
・子どものためのグリーフケア(2年目以降の実施)
●人材養成
地域内でグリーフケアを行うことのできるファシリテイターの人材を養成します。1~2年目は外部養成機関での受講、3年目以降はグリーフケア・ネットワーク群馬としての養成講座を実施することを目指します。
●基盤形成
他機関が連携できるベースとして、「グリーフケア・ネットワーク群馬(仮称)」を3年以内に立ち上げたいと考えています。