Issues we are working on
私たちは以下の教育理念で地域の課題に取り組みます。
プラグマティズム(経験主義)を基本理念とする学習環境づくりをしていきます。学び舎は地域であり、先生は地域の人々です。教育スタッフは子どもたちの気持ちを受け止める対話の相手の役割とプロジェクトや地域スタッフと子どもをつなげるコーディネーターの役割を担います。子ども 自身がやりたいことを手間と時間をかけて探求し、自己実現していくための調整役で、子どもには教えません。地域のみんなが先生で、いろんな人の知恵と協同で子ども一人ひとりが時間をかけてやりたいことを実現していきます。 毎日の昼食と虹の学園の環境やルールはみんなでつくります。昼食はおにぎりを基本ですが、食材が集まった時はその季節や食材に合わせた調理方法を考えて実施する食育の時間ともしていきます。地域から提供いただいた資源はありがたく頂戴し、地域のみなさんも利用できるコミュニ ティ・フリッジ(持ち込みと持ち出し自由の冷蔵庫)を学園前に設置する。プロジェクト学習で創作したものは地域で活用できるように惜しみなく還元します。そのやりとりの中で、地域で生きる術や資本主義経済にとらわれずに豊かに生きる価値観を育みます。プロジェクトは以下のことを想定し、子どもの意欲と自由な選択を尊重して、地域スタッフや教育スタッフがそのプロジェクトの実現に向けて伴走します。毎週定例の集会を開いて、よりよい生活を送るための環境整備やルールづくりの話し合いを行うことで主体的に自らの生活を築く態度と他者の思いを受け止めてその存在を尊重しながら合意形成していく民主主義の精神を育む。プロジェクト学習の過程で必要とした知識や技能、考え方を学習指導要領の教育課程と照らし合わせながら、基礎学習の時間に発達段階に応じて座学で定着させ、その学習過程を事務局がレポートにまとめて教育委員会や文科省に報告することで特例校への実績を積みます。
Why we are tackling this issue
地域の就学適齢期の児童生徒等に対する学習権及び生存権の保障、並びに若者の 社会参画が地域の重要な課題となっている現状を踏まえ、以下のとおりこの課題に取り組みます。
2023年度から空き校舎となっている校舎及び校庭を借用することにより、跡地の効果的な利用と地域の活性化にも貢献します。
スタッフは法人社員の他にこの法人の目的に賛同するボランティア(教育スタッフ、地域スタッ フ、専門講師、虹のPTA)です。
スタッフの人件費はその時々の現物支給(地域から支援され た食料品等)と交通費(別途規定を設ける)とします。
教育スタッフは退職教職員の参加や現職の 教職員がボランティア休暇を活用して参加する予定である。主に教育相談や基礎学習支援、子ど もと地域スタッフとをつなぐコーディネーターの役割を担う。地域スタッフは来園してプロジェ クト学習(体験学習)を支援する役割や地域において子どもの社会体験学習の受け入れを行う役 割を担います。専門講師は隔週で90分間の講座を担う。講座の内容は専門講師の得意な分野で自由 に企画してもらい、地域の方々も来園して受講できるように生涯学習の場ともしていきたいです。虹のPTAは、虹の学校を運営するための経費を確保するための渉外活動や維持管理するための環境整備活動を行います。
How donations are used
フリースクールの学費は、一関市内の子は月5000円、市外の子は月7000円とし、送迎が必要な場合には相談の上対応させていただきます。
そのため、頂いた寄付は、虹の学園の運営全般に利用させて頂く考えです。