Issues we are working on
環境教育
海洋教育
NAMIMATIの起源でもある、海洋問題への取り組み。近年はZ世代のビーチクリーン団体などが増加傾向にあり、改善に向かっているようにも見えます。しかし、現状はそうではありません。日本財団様が行った海に関する意識調査では、コロナ以降海に対して親しみを感じる人が減少し、課題を捉えるどころか若者の中で海への関心が薄れてきてしまっています。NAMIMATIでは根本解決を図るため、単なるクリーン活動ではなく、若者が関心を寄せるSNS発信的要素を取り入れるなど関心の底上げをし、その上で行政機関や企業様と連携を取りながら教育イベントの開催などに努めています。
志を呼び覚ます自然体験
環境問題で良く謳われるのが地球が迫る危機についてです。しかし、人は人から強制されるものより自らの心の内から湧き出る感情のもと動いた方が持続しやすいものです。NAMIMATIでは自然と触れ合う機会を多く創出し、環境問題の現状や自然の尊さを五感で感じてもらった上で、各々の志を見つけてもらう教育やイベントに力を入れております。
社会教育
知られざる社会課題
社会問題は捉え方により環境問題よりも複雑で、難しい課題であると言えます。例えば差別問題やジェンダー問題などに関して、我々も多くのメンバーと関わることで気づけたことが数多くあります。このような問題を解決に導くには、まずは一人一人が多くの人と関わり合い、コミュニケーションを通じて多くの価値観に触れることが重要であると感じています。NAMIMATIは現在様々な国籍であったり障がいを抱える学生などを含め約300名のメンバーで構成されており、人との関わり方やコミュニケーションにおいて大切なことなどの教育を行なっています。そしてそこで学んだことをイベントに落とし込み、さらに多くの人へと想いを広げていっています。
全ての人が生きやすいライフデザイン
イベントや直接の教育以外にも、オールジェンダーのトイレマークを公共施設に設置するプロジェクトや、障がいを抱える学生自らのSNSでの発信など、誰1人取り残さないことを念頭に全ての人が生活を送りやすい街づくりを目指した取り組みも継続して行っております。
講演活動
知識だけが全てではない
SDGsだけではない全ての環境社会課題に向き合う我々NAMIMATIは、世代や分野の枠を飛び越え、学校でのオフライン授業や企業様での社員研修など幅広く教育活動をさせていただいております。そこではこれまでの受動的に知識を得るものではなく、能動的にサスティナブルに対して考えていただくことをメインとし、多種多様な志を創り出していきます。
清掃活動
新世代のクリーンアクション
全ての社会/環境課題に包括的に取り組む我々NAMIMATIですが、原点でもあるビーチクリーンは毎月一回欠かさず行っています。上記の通り次世代へとこの活動のバトンを繋いでいくためには、やはりSNS映え、そして課題の本質を捉えることが大切であると考えております。まず本質という部分では、これまではせっかくクリーン活動をしているのにその拾ったゴミを入れるため大量のポリ袋が使用をされてきていました。そのことに疑問を抱いた我々は、根本解決と共にそこにSNS映え要素のスパイスを加え、今まで廃棄をされてしまっていたコーヒー豆を入れる麻袋を再利用し、ポリ袋の代替品として使うなどの工夫を施し我々ならではのやり方でアクションを起こしています。(写真真ん中)
Why we are tackling this issue
全ての人々が生きやすい社会へ
”全ての人々が生きやすい社会”を創るには、上記のようにユニバーサルデザインの構築・拡大を図っていくことなどはもちろんですが、まずはその前に、NAMIMATIでは今の環境や社会に何かモヤモヤを感じている人、何か行動をしたいけど1人では何をして良いかもわからず勇気が出ない人、特に若いからといって動くのを諦めてしまう人などに目を向けて、仲間や居場所を作り、想いのまま行動に移せる場所作りを行い、そんな人たちが周りの目を気にせず堂々と輝ける場所を整え、その輪を広げていって欲しいと考え活動を続けています。
パートナーシップ
2030年に迫っているSDGsの目標年、この達成により近づけるにはセクター間の協業はもちろん、同じセクター内(特にZ世代の団体)同士が手を取り合う必要があると我々は感じています。同じ志を持つもの同士、ここに競合という意識は決してありません。そこで我々はZ世代の力をさらに集約させるためZ世代の環境/社会課題に取り組む団体を集めた大規模イベントの開催や、直接の提携を結ぶなどし、お互いに手を取り合いZ世代の輪を広げていくことを進めています。
教育活動のその先へ
何より我々がこれらの課題に取り組む1番の理由、それは我々Z世代が未来の地球を直接守ることのできる最後の世代であると感じているからです。SDGsは2030年をゴールに置き、このままだと2050年には海洋問題は一線を越え、魚の総量を海ごみが上回ってしまうとまで言われています。そこで未来の生活をより豊かにし、さらなる次世代へと繋いでいけるよう、我々は立ち上がりました。Z世代からα世代、そしてx,y世代の方々まで、これまでの知識の共有や何かを強制する教育ではなく、心の内から行動を起こせるような志高い教育活動をNAMIMATIでは続けていきます。
How donations are used
皆様からいただいた寄付金は全ての人々が生きやすい社会の構築、豊かな自然環境の保全活動、メンバーの輝ける舞台の整備、そして次世代へと繋いでいく環境社会教育推進のため、適正な管理のもと活用させていただきます。