Issues we are working on

みんなのChubO!は、越谷市や草加市北部における地域コミュニティの希薄化という課題に取り組んでいます。
これは、地域住民の多様化(高齢化、核家族化、ひとり親、多国籍化など)によって「共助」が難しくなり、それぞれが孤立しがちな状況から生まれています。
この課題は、具体的に以下のような形で現れています。
- 高齢者: 体力や気力の低下により、外出を控える独居老人が増え、不安感を抱えやすい状況です。
- ひとり親・核家族: 忙しさや面倒くささを理由に、地域の社会資源や人とのつながりを持てずに孤立しがちです。
- 多国籍化: 言葉や文化の違いからコミュニケーションが生まれにくく、地域に馴染めない不安を抱えています。
こうした状況の中で、子どもたちは様々な大人に見守られる機会が減り、自分の意志や意見を持つことが難しくなっています。
Why we are tackling this issue

私たちは、「すべての子ども達が自分の意志を見つけ、その実現に向けて前向きに歩んでいくことができる社会をつくること」を目的としています。そして、その実現のためには「子どもを中心とした地域社会の再編」が必要だと考えています。
地域から孤立してしまいがちな子どもや大人たちが、気軽に立ち寄れる場所を作り、多世代が交流できる機会を提供することで、地域全体のつながりを再生させたいと考えています。
そのための具体的なステップとして、以下の3つのフェーズで支援を進めています。
- フェーズ1「居場所としての安心感」: まず、子どもたちがいつでも立ち寄って安心できる「居場所」であり続けること。
- フェーズ2「自己肯定感の醸成」: 様々な学習や体験活動を通じて、子どもたちの自己肯定感を高めること。
- フェーズ3「意志の発現と挑戦」: 子どもたちが「やりたいこと」を見つけ、それに向かって挑戦できる状態を後押しすること。
これらの活動を通じて、子どもたちが地域の中で多様な大人と関わりながら、自分らしく成長できる社会を創り出すことを目指しています。
How support is used



いただいたご支援は、団体の活動を継続し、より多くの地域住民に価値を届けるために大切に使わせていただきます。
現在、皆さまからのご支援金は主に以下の費用に充てられます。
- 人件費: 子どもたちの安心・安全な居場所を確保するための常勤職員・アルバイトの人件費。
- 固定費: 活動拠点となる建物の家賃や水道光熱費。
- 食材費: 地域食堂で提供する温かい食事の食材費。
- 活動費: 学習サポートや体験活動の運営費用。
特に、今後計画している「児童育成支援拠点事業」の委託を目指す上で、人員体制の強化は不可欠です。より強力な仲間を集め、質の高いサービスを安価で提供するためにも、皆さまからのご支援が大きな力となります。