Issues we are working on
2020年代に日本社会は都市集中型か地域分散型かの選択を迫られると言われています。
ローカルが元気であるためには「学び」をアップデートする必要があります。
絶対解を丸暗記する教育でも、まちの持続性のための教育でもありません。
じゃあどんな学び?
私たちは気仙沼といういちローカルから、教育や人材育成を通して、わくわくしている人が輩出される地元の仕組みづくりに挑戦します。
Why we are tackling this issue
東日本大震災をきっかけに、2011年4月気仙沼の唐桑半島にボランティアとして飛び込みんだ代表はこの小さな半島に愛着が湧き、そのまま移住を決意します。
そこで目の当たりにしたのは「自分ゴトとしての復興」でした。大都市に近いベッドタウンとは違い、はたらく場所とくらす場所がほぼ同一の気仙沼では、まちの大人たちが震災からの復興をまさに自分ゴトとして捉え、汗をかいていました。
おカネじゃない豊かさって何だろう?平成の最初に生まれ不景気の社会しか知らず、悶々としていた私たちはハッとします。はたらく=くらす=生きることへのオーナーシップ(自分ゴト)にこそ、本当の社会の豊かさのヒントがあるかもしれない、と。
一方で、子どもの数が激しく減っているのもまた事実でした。このままだと半世紀も経てば、この三陸沿岸の「ヒント」が消滅してしまうんじゃないか、そんな不安が募っていきます。
そこからまるオフィスの事業がはじまっていきます。
How donations are used
教育パートナー事業「じもとまるまるゼミ」のうち、地域で行う(学校以外の)学びプロジェクトの活動資金として活用させていただきます。
先が見えない社会に求められる「学び」のあり方にも注目が集まっています。ころころと変わる社会に合わせて、スピード感をもって学びも変えていければいいのですが、公教育はそうはいきません。
そこで私たちは、地域の大人たちをまきこんだ寺子屋(まちの私塾)式の学びの環境をオンラインで用意することにしました。
ポイントは2つです。
- 週に1回、オンラインを主に集まれるゼミをつくる。コロナが何度来ても止まらないようにする。
- 新しい時代に向けて、ひとりひとりが自ら問いを立て、地域でプロジェクトを起こすサポートを行う、個別型&実践型のゼミにする。
誰でもオンライン環境さえあれば参加できるよう無償にします。