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マルハバプロジェクト(Marhaba Propect Japan)

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Vision

モロッコと"国際協力の軸"で関わり続けたい。特に教育分野で。 一般社団法人マルハバプロジェクトは、複数の村落を活動拠点として、現地の仲間と「モロッコの教育を、一緒に支える」ことを目的にした活動です。

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Issues we are working on


モロッコでは、2000年代後半に政府が積極的にインフラ設備や小学校建設を行った結果、多くの子どもたちが小学校に通えるようになりました。しかしながら、以前、残っている課題もあります。


それは、


  • 中学校(前期中等教育)への進学率が低い
  • 就学途中で学校をやめてしまうドロップアウト率が高い


この2つです。


この問題が深刻なのが、地方、特にアトラス山脈近郊内陸の農村エリアです。


小学校までは卒業する子どもが多いのですが、そこから中学校、そして高校に進学する子どもは徐々に減少していきます。中学校は義務教育であるのに、です。


また、中学校へ就学し卒業まで通い続けたいけれど、叶わず、途中で学校に通うことをやめてしまう子どもも多くいます。


問題の背景


この問題の背景には、ソフト/ハード面のインフラ不足という理由と、経済的理由があります。


  • 学校までの交通手段の通学バスが通ってない=教育アクセスがない(=インフラ不足)
  • 学校までの交通手段はあるが、通学バスの費用を払えない(=経済的理由)


つまり、農村部や山岳地帯では、小学校は各村にあるのですが、中学校や高校は、車がないと通うことができない中心地にあるため、通学バスが通らないエリアだと進学を断念してしまったり、あるいは、経済的理由で途中で学校を辞めなければならない子どもたちがいます。残念なのですが、そういった子どもたちが今も多くいるんです。


マルハバプロジェクトがやりたいこと


一般社団法人マルハバプロジェクトでは、この2つの課題を解決するために、国のサポートがいまだ十分ではない地方エリアを中心に活動しています。現在は、タルダント近くのタッタウト村(Tataout)を拠点に、通学バスの運営や中学校に併設されている寄宿を運営しているDar talib/ taliba of Tataoutと業務提携を結びサポートしています(2022年4月現在)。


今後は、活動エリアを北部の山岳地帯や南部(テトワン付近)の砂漠地域(リッサニ付近)にも活動範囲を広げます。加えて、モロッコ政府が力を入れていて、かつJICAと協力している女性支援(エンパワーメント)や特別支援学級の普及などの分野にも取り組んでいく予定です。

Why we are tackling this issue

モロッコの教育問題をサポートし続けたい。そう思った理由は、大きく分けて3つあります。


1) 協力隊の続きがやりたい

団体を立ち上げたそもそもの動機は、JICAの青年海外協力隊の一員としてモロッコの教育サポートに2年間参加したことがきっかけです。その時に住んでいたのはアトラス山脈の麓にあるアスニという村でした。そこでは、2年間、現地の小学校や中学校でクラブ活動を企画運営しながら、様々なバックグラウンドのある子どもと接しました。ときに子どもが住む集落まで足を運んだりもしました。


JICAでのボランティア活動紹介(2014年)


2年間の活動を通じて、目に見えるような成果をあげることはできませんでした。しかしながら、草の根レベルで動き回ることで多様な人的ネットワークができ、かつ、公教育の教育分野において、現地の子どもや大人の潜在的なニーズがどこにあるのか、また実際にはどんな公共サービスが不足(あるいは過剰)なのかなど、活動を通じて色々と見えてきたこともあります。


でしたので、協力隊の2年間の中では時間が足りなくてできなかったことを引き続きやりたい。そんな思い、2019年7月に一般社団法人を立ち上げ、寄付ベースで信頼できる団体をサポートしています。


2) モロッコと「プロジェクト」で関わる

モロッコから帰国直後思ったことがあります。それも団体を立ち上げた1つの理由です。


それは、日本にいながらモロッコと関わる「選択肢」があまりない、ということです。


日本で生活しながらモロッコと関わる方法として、例えば、モロッコでビジネスしている人が中心に集まっている「(一社)日本モロッコ協会」開催のイベントに参加したり、あるいは、モロッコ雑貨の会社で商品を購入したり、モロッコ料理屋さんでご飯を食べたりする、あるいはモロッコの知り合いとSNS等でやりとりする...などなど、色々あると思います。どれも楽しい関わり合い方です。


ただ、協力隊時代のような「地域の課題を見つけ、信頼できる仲間を地域地域で探して、プロジェクトや事業ベースで活動していく」、現在進行形でかつプロジェクトベースで「モロッコ」と接する機会はそう多くはなく、その点で少し物足りなさを感じました。


もしかすると、協力隊出身の人で、自分と同じような気持ちを抱きながら帰国後生活している人もいるんじゃないだろうか。そんなことをふっと思い、今までなかったモロッコとの関わり方、つまり、「モロッコとプロジェクトベースで関わる団体」があってもいいなと思いました。


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モロッコ関連団体:

一般社団法人「日本モロッコ協会」

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NPO法人モロッコ日本ビジネスクラブ

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3) 協力隊仲間が作った"点"を見つけ、続ける

2017年から毎年モロッコに足を運んで、テトワン、タンジェ、フェズ、エルラシディア...といった、知り合いのボランティアが2年間生活していた村や町を訪れました。


その過程で強く感じたのは、「協力隊」の活動が、現地、特に地方部に今もまだ”点”としてある。存在している/していたということでした。「モノ」として教材や資料が残っていたり、あるいは「思い出」として当時関わっていた人たちが自分に話してくれたり、あるいは「活動ベース」というか、当時一緒に活動していた先生や協力者が独自に続けているような動きだったり。


自分が協力隊に参加していた当時は、こうした”点”の動きで何かやったって意味がないと言われたことがあります。でも、自分はそうは思ってません。”点”の動きを作るためには、まず町や村で生活しながら住民と人間関係を作って、そして自分の活動する分野で"信頼できる人を探して、2年以上かけてやっとできるのが”点”だと思っているので、その点を作ることは誰もが簡単にできることではない。そう思っています。


協力隊の仲間が作った”点”。最初は教育分野のサポートが中心にはなるのですが、マルハバプロジェクトでは、メディアをうまく活用しながら、この点をより輝かせられるように、JICAボランティアのOBOGと協力しながら、活動を進めていきます。

How donations are used

頂いた寄付金は、モロッコの現地スタッフへの外注費(スマホアプリ開発費、翻訳費)及び当団体の活動運営費として利用させていただきます。


銀行からお振込頂ける方は、以下にお願いいたします。


楽天銀行

第二営業支店 252

口座番号 7889548

口座名 一般社団法人マルハバプロジェクト


※注意※

syncable以外で寄付頂いた方は、大変お手数ですが、こちらのアンケートフォームもご回答ください。

ご入金が確認でき次第、当団体からご連絡、御礼させて頂きます。

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みなさんの人生にまたモロッコな香りをお届けします。

応援してください。よろしくお願いします。


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【note】

https://note.com/marhaba_project

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General Association

マルハバプロジェクト(Marhaba Propect Japan)

Representative:Osamu TAYA

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